前に 実際に出会った数学ができない人の特徴 を書きました。
今回はわからないをさらに悪化してしまったケースについて書きます。
数学は特にそうですが「偉い先生がこう言ったから正しい」と言ったところで相手は納得しません。
そもそもプロでも普通に計算ミスはします。
数学内でも専門外の数学なら素人です。
なので、自分で確認できるまでは正しいか間違ってるかは「わからない」「考えています」と伝えて保留にするべきです。
(もちろん、盗用、剽窃にならないために参考文献を書くのは必須です)
「実は~ではなく……だった!」などの意外性は娯楽、エンターテイメントとしては面白いですが、数学には小説、漫画、アニメ、ドラマのような自由度はないので、そんなことはほぼできません。
数学にできるのは文法を守って文字列を変形させていくことだけです。
前の節で↓のように言いました。
自分で確認できるまでは正しいか間違ってるかは「わからない」「考えています」と伝えて保留にするべき
これは自分が計算をミスしていたときに「~の理論は間違っている!」というウソを拡散しないためです。
また、間違いを指摘されて精神がズタズタになることを防ぐことにも繋がります。
そもそも、間違いを指摘するのは相手にも自分にも相当な負荷がかかるので慎重になるべきです。
気持ちはわかりますし、厨二病自体はいいと思います。
ただ、数学のルールを知らないのに語っても、強く指摘されたり、無視、ブロック、通報されるだけなのでオススメしません。
標的にされやすい単語のリストをあげますが、拡散を防ぐために伏字を使います。
■■■■■■最■■■
内容がわかりやすい、予想した人の煽り、証明に長い時間がかかったなどの理由で標的にされがち。
■■■■■不■■■■■
できない系、名前と直感的な説明だけ読んで内容がわからず勘違いして理論を否定しがち。
■択■■
直感的じゃない(ワイが思ってたんと違うくらいの意味)、内容がわかりにくいなどでdisられがち。
■論
視覚的にわかりやすい、「■■■■■■に取って代わる」みたいな書き方をしてるサイトがあるなどで特別視しがち。
(あの一文さえなければ……)
あとは無限、矛盾、神などが標的にされがちです。
実際に出会った数学ができない人の特徴 を参照。
犯罪です。
自分で正しいか間違っているか判断できるようになることが最重要です。
実際に出会った数学ができない人の特徴 を参照。
ダメな先生もいますが、普通の人をランダムに選んで聞くよりはいいと思います。
ただし、先生は教えることを仕事にしていますから、無料でということはほぼないです。
(だから大学にいくなどするわけです)
ぼくがオススメしてる方法です。
Coqなどの定理証明支援系を使い、コンピューターに定義や証明を実装できれば「わかった」と判断します。
実装できなければ「わからない」ということです。
「わかる」の判断基準がはっきりしています。
ゲームにたとえると「それが本当なら録画して動画を見せてくれ」みたいなものです。
デメリットがあるとすれば、数学が思ってたより複雑なのを悟って心が折れてしまうことでしょうか。
SNSなどで本当に悪い意味でヤバい人に絡まれたら、反応せずにブロック&運営に報告してください。
反応したら相手の思うつぼです。