0

偶数反復インデックスにおけるt値の表し方

134
0

目次

・はじめに
・内容
・最後に

はじめに

どうも、色々やる数学徒です。
今回は 余余余さんの記事 にあった式を示していきます。考え方は本人にも直接伺ったので間違えてはいないはず。

内容

今回の目標

t({2}r)=π2r22r(2r)!

早速示しましょう。
手順としてはなんらかの関数を乗積展開し、テイラー展開と係数比較を行うという感じです。

ふんわりと、coshを考えたらいいのではないかと思いつきます。
cosh(πz)=n=1(1+z2(n1/2)2)より
cosh(πz2)=n=1(1+z2(2n1)2)=1+t(2)z2+t(2,2)z4+
coshのテイラー展開より
cosh(πz2)=n=0π2n22n(2n)!z2n
,z2nで係数比較すると上式を得る

coshを使えば次のようなものも考えられますね。(あまり意味はないかも)

A({2}r;l)=0<n1<<nrnilmod2l1n12nr2=π2rl2r(2r)!

上のやり方を使えば示せます。

最後に

今回は{2}rだけでしたが{2m}rcoshの加法定理から積和を導出することでいけそうです。
{1,3}rの導出はまだ全然わかってないのでまた余余余に聞いてみます。

投稿日:2024223
OptHub AI Competition

この記事を高評価した人

高評価したユーザはいません

この記事に送られたバッジ

バッジはありません。
バッチを贈って投稿者を応援しよう

バッチを贈ると投稿者に現金やAmazonのギフトカードが還元されます。

投稿者

色数
色数
188
42728

コメント

他の人のコメント

コメントはありません。
読み込み中...
読み込み中