・はじめに・内容・最後に
どうも、色々やる数学徒です。今回は 余余余さんの記事 にあった式を示していきます。考え方は本人にも直接伺ったので間違えてはいないはず。
t({2}r)=π2r22r(2r)!
早速示しましょう。手順としてはなんらかの関数を乗積展開し、テイラー展開と係数比較を行うという感じです。
ふんわりと、coshを考えたらいいのではないかと思いつきます。cosh(πz)=∏n=1∞(1+z2(n−1/2)2)よりcosh(πz2)=∏n=1∞(1+z2(2n−1)2)=1+t(2)z2+t(2,2)z4+⋯…♡coshのテイラー展開よりcosh(πz2)=∑n=0∞π2n22n(2n)!z2n…♡♡,♡をz2nで係数比較すると上式を得る
coshを使えば次のようなものも考えられますね。(あまり意味はないかも)
A({2}r;l)=∑0<n1<⋯<nrni≡lmod2l1n12⋯nr2=π2rl2r(2r)!
上のやり方を使えば示せます。
今回は{2}rだけでしたが{2m}rもcoshの加法定理から積和を導出することでいけそうです。{1,3}rの導出はまだ全然わかってないのでまた余余余に聞いてみます。
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