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Littlewoodの定理の証明

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注意

この記事は私が1年半ほど前に作成した資料をMathlog向けに再構成したものである。

前置き

素数計数関数
π(x)=px1
の挙動は多くの数学者の興味の対象となってきた。対数積分li(x)=2xdulogu
を用いると次が示せる。

素数定理

limxπ(x)li(x)=1

次なる興味は、絶対誤差π(x)li(x)の挙動である。
リーマンの時代には、すでにx=3×106までπ(x)li(x)<0であることが確認されていた。
問題は、この傾向がxがさらに大きくなっても続くのかどうかである。
Littlewoodは、π(x)li(x)が無限回符号を変えることを証明した。
本稿では、その証明のおおまかな道筋を辿ることを目的とする。

ゼータ関数とチェビシェフ関数

π(x)を直接扱うのではなく、より扱いやすいψ(x)を導入する。
ゼータ関数のオイラー積表示
ζ(s)=p(1ps)1
から出発する。対数微分をとると、
ζζ(s)=dds(logζ(s))=ddsp:primelog(1ps)=ddsp:primen=1pnsn=p:primen=1logppns
マンゴルト関数Λ(n)
Λ(n)={logpifn=pm;p:prime,mN0otherwise
で定義すれば、
ζζ(s)=log22s+log33s+log55s++log222s+log332s+log552s++log223s+log333s+log553s+=n=1Λ(n)ns
ここで恒等式
snxs1dx=[xs]n=1ns
を使って次のように変形する。
ζζ(s)=n=1Λ(n)ns=sn=1nΛ(n)xs1dx=s12Λ(1)xs1dx+s23(Λ(1)+Λ(2))xs1dx+s34(Λ(1)+Λ(2)+Λ(3))xs1dx+=s0ψ(x)xs1dx
ただし、
ψ(x)=nxΛ(n)
チェビシェフ関数。チェビシェフ多項式とは別物であることに注意。
メリン逆変換をして(付録参照)、
ψ(x)=12πilimTaiTa+iTζζ(s)xssds
ただしa>1

チェビシェフ関数の明示公式

ゼータ関数を使って定義される関数
ξ(s)=12s(s1)πs2Γ(s2)ζ(s)
整関数、つまり複素数平面全域で正則。
ガンマ関数の極(0と負の整数で一位)はsとゼータ関数の自明なゼロ点(負の偶数)が打ち消す。ゼータ関数の唯一の極(s=1で一位)は(s1)の因子が打ち消す。ゆえに、ξ(s)のゼロ点はゼータ関数の非自明なゼロ点のみとなる。
ちなみに、ξ(s)=ξ(1s)が成り立ってRe(s)=1/2中心の対称性が綺麗。
アダマールの積定理というクソ強定理により、ξはゼロ点を渡る無限積で表せる。
ξ(s)=12eBsρ(1sρ)esρ
ただし、ρは非自明なゼロ点、Bは定数。これを対数微分して、ξの定義と合わせると、
ζζ(s)=B+12logπ1s112ΓΓ(s2+1)+ρ(1sρ+1ρ)
これを
ψ(x)=12πilimTaiTa+iTζζ(s)xssds
に代入する。
xr+it/(r+it)r0t±0なので、
c1(t)=a+it(TtT)c2(r)=r+iT(arR)c3(t)=R+it(TtT)c4(r)=riT(Rra)
とすれば、積分路は
limTaiTa+iT=limT,Rc1+c2+c3+c4
という周回積分で表せる。これにより、留数定理が使える。
1、負の偶数、非自明ゼロ点が一位の極で、ガンマ関数の対数微分の極の留数は全て1であるから、

ψ(x)の明示公式

ψ(x)=xlimT|Im(ρ)|Txρρζζ(0)+k=1x2k2k

特に、ψ(x)xに注意。
Π(x)=m=1π(x1/m)/mの明示公式
Π(x)=li(x)ρli(xρ)log2+xdtt(t21)logt
と見比べると、ψ(x)の扱いやすそう感がわかると思う。

π(x)ψ(x)の関係

θ(x)=pxlogp
と定義すれば、ψ(x)=k=1θ(x1/k)
であり、θ(x)ψ(x)から、
(1)ψ(x)θ(x)=k=2θ(x1/k)ψ(x1/2)+O(ψ(x1/3))=x1/2+O(x1/3)
である。
π(x)スティルチェス積分によって次で表される:
π(x)=2x1logudθ(u)
θ(u)が不連続関数なので、この表示はリーマンの意味での積分になっていない。
気分としては:uが素数の近傍でないときはdθ(u)は0で寄与しない。uが素数pの近傍のときdθ(u)logpとなり、被積分関数の(logu)1と打ち消しあって1だけ増加する。
スティルチェス積分は、形式的に部分積分のように扱えて、
2x1logudθ(u)=θ(u)logu|2x+2xθ(u)u(logu)2du
とできる。ところで、
li(x)=2xdulogu=ulogu|2x+2xdu(logu)2
であるから、
(2)π(x)li(x)=θ(u)ulogu|2x+2xθ(u)uu(logu)2du=θ(x)xlogx+2xθ(u)uu(logu)2du+O(1)=ψ(x)xlogx+2xθ(u)uu(logu)2du+O(x1/2logx)
積分項はO(x1/2(logx)2)であることが証明できる(付録参照)
から、結局、

π(x)li(x)=ψ(x)xlogx+O(x1/2logx)

ψ(x)xのオーダーが分かればπ(x)li(x)のオーダーも分かることが証明された。

ゼロ点の評価

以下、リーマン予想が真であると仮定し、ρ=1/2+iγ(γR)と置く。
虚部が[0,T]にあるような非自明ゼロ点の個数をN(T)と表す。
N(T+1)N(T)=O(logT)
を一旦認める(参考文献2,3)。これから、次が言える。

N(T)=O(logTdT)=O(TlogT)0<γ<T1γ=O(1TlogTdT)=O((logT)2)0<γ<T1γ2=O(1T2logTdT)=O(logTT)

特に、逆数和は発散するが、逆数の二乗和は収束する。ゆえに、
γT1γ2=O(logTT)
も言える。この辺の議論はかなり厳密でない。ちゃんとした議論は、
N(T)のより詳しい評価とスティルチェス積分を使う。

Littlewoodの定理

ψ(x)の積分の評価

ρxρ/ρは、γ1γが発散する関係で評価がしにくい。
代わりに、その積分を考えると、ρxρ+1/ρ(ρ+1)となり、
γ1γ2が収束するので希望が見えてくる。

まず次の補題を示す:

リーマン予想が真ならば、任意のx41/(2x)δ1/2に対して一様に
(*)1(eδeδ)xeδxeδx(ψ(u)u)du=2x1/2γ>0sinγδγδsin(γlogx)γ+O(x1/2)
が成り立つ。

…いかつい見た目をしているが、落ち着いて見てほしい。

左辺を見ると、xの近傍で積分していて、それを積分区間で割っている。だから、δ0で左辺はψ(x)xに収束する。

右辺の無限和のうち、sinγδγδに注目してみる。これは、γ1/δより小さい領域ではある程度の大きさを持ちうるが、γが十分大きければ0に収束する。よって、疑似的にT=O(1/δ)までの部分和と見做せる。あるいは、Tδ0に化けたと考えることもできるだろう。この項を作りたいがために[eδx,eδx]という変な積分区間を設定している。

また、sin(γlogx)/γが誤差項の振動を表す。x1/2が掛かっているので、少なくともO(x1/2)で振動することが分かる。

こいつのより深い評価を得ることで、リトルウッドの定理は証明される。

ψ(x)の明示公式より、
2x(ψ(u)u)du=ρxρ+1ρ(ρ+1)ζζ(0)x+O(1)
これにx=e±δxを代入して辺々引くと、
eδxeδx(ψ(u)u)du=ρ(eδx)ρ+1(eδx)ρ+1ρ(ρ+1)ζζ(0)(eδeδ)x+O(1)
これを(eδeδ)x=2sinh(δ)xで割ると、
(10)((*)の右辺)=12sinhδρ(eδ(ρ+1)eδ(ρ+1))xρρ(ρ+1)+O(1)
左辺第1項を変形していく。(10)式のe±δ(ρ+1)e±iδγで置き換えると、O(x1/2)の誤差項が発生する(付録参照)。すると、
(11)((*)の右辺)=x1/22sinhδρ(eiδγeiδγ)xiγρ(ρ+1)+O(x1/2)=ix1/2δsinhδρsinγδδxiγρ(ρ+1)+O(x1/2)
(11)のδ/sinhδ1で置き換え、
1/ρおよび1/(ρ+1)1/(iγ)に置き換えると、
そこから生じる誤差項のオーダーはO(x1/2)を超えない(付録参照)。よって、
((*)の右辺)=x1/2ρsinγδγδxiγiγ+O(x1/2)=x1/2γ>0sinγδγδxiγxiγiγ+O(x1/2)=2x1/2γ>0sinγδγδsin(γlogx)γ+O(x1/2)

鳩の巣原理とDirichletの補題

(*)の右辺第1項が実際に符号を変えるようなxをとることを考える。
もし、|γ|<Nに対してsin(γlogx)sin(γδ)に"十分近くなる"ようにxを取ることができれば、
δ0<γ<N|sinγδγδ|2<δ0<γ<N1
の評価に帰着することができる。問題はそんなxをどうやってとるかだが、そのために次の補題を使う。証明には「多次元版鳩の巣原理」とでも言うべきものが使われる。
以下、xxに最も近い整数からの距離を表すものとする。

(Dirichlet)

x1,x2,,xKを実数とし、Nを正整数とする。この時、ある整数1nNKが存在し、
任意の1kKに対してxkn<1/Nが成り立つ。

[x]xの整数部分、{x}xの小数部分(=x[x])を表すものとする。

p(n)=({x1n},{x2n},,{xkn})[0,1)Kとする。
[0,1)Kを一辺が1/NNK個の超立方体に分割する。
0nNKNK+1個のnの中には、鳩の巣原理により
p(n1)p(n2)が同じ超立方体に属するような0n1<n2NKが存在する。
この時、任意の1kKに対して、
xkn2xkn1={xkn2}{xkn1}|{xkn2}{xkn1}|<1/N
n=n2n1とすればよい。

Littlewoodの定理の証明

Littlewood

f(x)=Ω±(g(x))lim supxf(x)/g(x)>0かつ
lim infxf(x)/g(x)<0で定義する。

リーマン予想が真ならば、
ψ(x)x=Ω±(x1/2logloglogx)π(x)li(x)=Ω±(x1/2logloglogxlogx)
が成り立つ。

2番目の式は1番目の式と補題3からすぐに従う。以下、1番目の式を示す。

正整数Nをとり、T=NlogNとする。ゼータ関数の非自明ゼロ点の正の虚部を、小さいものから順にγ1,γ2,とする。N(T)個の実数
{γ1logN/(2π),γ2logN/(2π),,γN(T)logN/(2π)}
を考えると、補題6が使えて、ある整数1nNN(T)が存在し、任意の1kN(T)に対してγknlogN/(2π)<1/Nが成り立つ。

補題5で、x±=Nne±1/Nδ=1/Nとする。
以下、2つのx=x±について同時に議論する。
(*)の右辺は、次のようになる。
(#)2x1/2γ>0sinγ/Nγ/Nsin(γlogx)γ+O(x1/2)
ここで、任意のα,βに対して
|sin2πα±sin2πβ|=|2sin(πα±πβ)cos(παπβ)|2|sinπ(α±β)|2πα±β
が成り立つので、任意の0<γTに対して、
|sin(γlogx)sinγN|<2πγlogxγ/N2π=2πγ(nlogN±1/N)γ/N2π=2πγnlogN2π2πN
となる。最後の不等号でnの性質を使った。また、
γT1γ2=O(logTT)=O(logN+loglogNNlogN)=O(1N)
となる。この評価を得るためにT=NlogNと取った。
(#)のsin(γlogx)±sinγNに置き換えることで発生する誤差項は、
|2x1/2γ>0sinγ/Nγ/Nsin(γlogx)sinγ/Nγ|2x1/2γ<T|sinγ/Nγ/Nsin(γlogx)sinγ/Nγ|+2x1/2γT|sinγ/Nγ/Nsin(γlogx)γ|+2x1/2γT|sinγ/Nγ/Nsinγ/Nγ|2x1/2γ<T1γ22π/N1/N+4x1/2γT1γ2/N=O(x1/2)
だから、
(#)=2x1/21Nγ>0(sinγ/Nγ/N)2+O(x1/2)
を評価すれば良いことになる。
1Nγ>0(sinγ/Nγ/N)2=1N[γ<N(sinγ/Nγ/N)2+γN(sinγ/Nγ/N)2]1N[γ<N1+γN(1γ/N)2]=1N[O(N(N)+N2logNN)]=O(logN)
あとはlogNxで表せば良い。
N(T)=O(TlogT)=O(N(logN)2)logx=nlogN±1/NNN(T)logN±1/Nloglogx=O(N(T)logN+loglogN)logloglogx=O(logN+3loglogN)=O(logN)
であるから、
logloglogxClogNなる正定数Cが存在する。
((*)の左辺)x1/2logloglogx=2x1/2logN+O(x1/2)x1/2logloglogx=Θ(2C)
ただし、f(x)=Θ(g(x))k2<limx|f(x)/g(x)|<k1
となる正数k1,k2が存在することを表す。
十分大きなNに対して、x=x±=Nne±1/Nでの(*)の左辺は異符号。平均値の定理より
1(e1/Ne1/N)xe1/Nxe1/Nx(ψ(u)u)du=ψ(y)y(e1/Nx<y<e1/Nx)
だから、e1/Nx±<y±<e1/Nx±が存在してψ(y±)y±は異符号。
Nに依ってxをいくらでも異なるように取れるから、ψ(x)xは無限回符号を変える。

符号を変えうるxの存在性は鳩の巣原理がなければ言えない。
ご唱和ください。鳩の巣原理マジ原理!

付録

メリン変換

f(x)のメリン変換f^(s)は次で定義される。
f^(s)=0f(x)xs1dx
t=logxs=a+iuと置換すると、
f^(a+iu)=0f(et)e(a+iu)tdt=0eatf(et)eiutdt
これはフーリエ変換の形。フーリエ逆変換をすると、
eatf(et)=12πif^(a+iu)eiutdu
変数を戻して、
f(x)=12πilimTaiTa+iTf^(s)xsds
これがメリン逆変換。
f^(s)=ζ(s)sζ(s)の時、Re(s)>1の条件からa>1が必要であることに注意。

(2)に現れる積分の評価

I=2xθ(u)uu(logu)2du
とする。(1)よりθ(x)=ψ(x)x1/2+O(x1/3)である。このままでは、ψ(x)ρxρρの評価が難しいが、積分することで回避する。
ψ1(x)=2xψ(u)du=x22ρxρ+1ρ(ρ+1)ζζ(0)x+2xk=1u2k2kdu+O(1)
ここで、
2xk=1u2k2kdu=2xlog(1u2)du=2xlog(1+u)+log(1u)2logudu=O(1x)

|ρxρ+1ρ(ρ+1)|γx3/2γ2=O(x3/2)
より、
ψ1(x)=x22+O(x3/2)
であるから、
θ1(x)=2xθ(u)du=ψ1(x)+2xu1/2+O(u1/3)du=x22+O(x3/2)
部分積分により、
I=θ1(u)u22u(logu)2|2x+2xθ1(u)u22(ulogu)2(1+2logu)du=O(x1/2(logx)2+2xu1/2(logu)2du)=O(x1/2(logx)2)
最後の積分の評価で平均値の定理を使っている。

(10)からの誤差項の評価

補題の仮定δ1/2より3δ/23/4<1であるから、
e±δ(ρ+1)=e±3δ/2e±iδγ=(1+O(δ))e±iδγ=e±iδγ+O(δ)
であり、(10)のe±δ(ρ+1)e±iδγで置き換えた時の誤差項は
|O(δ)2sinhδρxρρ(ρ+1)|=O(δ2sinhδ)|ρ1ρ(ρ+1)||xρ|
ここで、
|ρ1ρ(ρ+1)|γ1γ2=O(1)|xρ|=O(x1/2)
であって、δ/sinhδ1である。
合わせて、
|O(δ)2sinhδρxρρ(ρ+1)|=O(x1/2)

(11)からの誤差項の評価

(11)のδ/sinhδ1で置き換えることを考える。
δ/sinhδ=1+O(δ2)だから、誤差項は
ix1/2O(δ2)ρsinγδδxiγρ(ρ+1)
である。ここで、
|ρsinγδδxiγρ(ρ+1)|1δρ1γ20<γ1/δ1γ+1δγ>1/δ1γ2=O((log1δ)2)+1δO(log1/δ1/δ)=O((log1δ)2)
だから、
|ix1/2O(δ2)ρsinγδδxiγρ(ρ+1)|=x1/2O((log1/δ1/δ)2)=O(x1/2)
となる。ここで、補題の仮定21/δ2xを使っている。
(20)(11)=ix1/2ρsinγδδxiγρ(ρ+1)+O(x1/2)
(20)の1/ρ1/iγで置き換えることを考える。
1/ρ=1/iγ+O(1/γ2)であり、
sinγδ/δ=O(γ)に注意すると、誤差項は、
|ix1/2ρO(1γ2)sinγδδxiγ(ρ+1)|=x1/2O(ρ1γ2)=O(x1/2)
同様のことが1/(ρ+1)に対してもできる。

参考文献

  1. On the difference π(x)\li(x): Lee, Christine
    http://eprints.maths.manchester.ac.uk/1524/1/MSCLee.pdf
    これが一番詳しいが、割とエラーが多い。Littlewoodの定理の証明の他、Lehmanの方法の証明も載っている。

  2. 『素数とゼータ関数』(共立講座 数学の輝き) 小山信也著
    ゼータ関数の基本的性質が知りたい方はこちら。

  3. H. L. Montgomery and R. C. Vaughan, Multiplicative Number Theory I.
    Classical Theory, Cambridge University Press, 2006.
    最終章にリトルウッドの定理の証明があるが、行間が結構空いている。

  4. みんな大好きtsujimotter氏のブログ
    https://tsujimotter.hatenablog.com/entry/2014/07/01/201007
    ゼータ関数の非自明なゼロ点の計算方法はこちらを参照。

投稿日:2024827
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川面
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  1. 注意
  2. 前置き
  3. ゼータ関数とチェビシェフ関数
  4. チェビシェフ関数の明示公式
  5. π(x)ψ(x)の関係
  6. ゼロ点の評価
  7. Littlewoodの定理
  8. ψ(x)の積分の評価
  9. 鳩の巣原理とDirichletの補題
  10. Littlewoodの定理の証明
  11. 付録
  12. メリン変換
  13. (2)に現れる積分の評価
  14. (10)からの誤差項の評価
  15. (11)からの誤差項の評価
  16. 参考文献