ある日、うちのナマギリ女神さま(?) が次の2つの魔法を私に授けてくださいました。
魔法3-a "平方和の恒等式” を再帰的に生成する等式 |
---|
魔法3-b "立方和の恒等式" を再帰的に生成する等式(複号同順) |
---|
ちなみに、
を得られ、これはかの有名なラマヌジャン氏が発見した立方和の恒等式の1つ(
wikipedia参照
)
と一致します。
ところが、自分でも「こんな等式どっから出てきたの?」とよくわからなくなってしまいました。(最初にひらめいたアイデアがどんなだったか…)
単に証明するだけなら、平方和のほうは展開すれば容易に可能です。
でも立方和のほうは展開するだけでもタイヘンで、計算ミスの多い私にはお手上げ状態・・・
成り立ってるんだし、まいっか(;´∀`)
と放置していたのですが、私のハーディ先生こと 巨大数大好きbot さんの多大なるご協力のもと、無事この式にも証明を与えることができました。
その際、私達が試行錯誤した過程を出題してみたらどうかなという話になり、是非この等式の面白さを皆様にも味わっていただきたく、作問の運びと相成りました。よろしければ挑戦してみていただければ幸いです!
次の等式が |
---|
そこで、次の連立方程式の解より
となることから、
すなわち、このような解でも成立します。
全てのケースに共通する解は
であり、よってこの解は与式を