先日、 Twitter にこんな問題を投稿しました。
記号 {・} で小数部分を表すものとしまする
e.g.
このとき、次の無限級数の和を求めてください。
とても奇麗に解けるので、初見の方は挑戦してみてほしいです!
この問題の解法について、Twitterの方でもいくつかの解き方が寄せられましたが、この記事では私の想定解法を紹介したいと思います。
ネタバレ回避のため少しスペースを開けますので下の方へスクロールしてください。
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解くのに使う道具を紹介します。
まず、ネイピア数の次の表現を使います。
この表現を使うと、
上記の「整数部分」が整数になることは明らかです。「小数部分」は正の数ですので、ここが
小数部分は
それぞれの式の小数部分を
これで準備が整いました。先ほどの式を使って計算を進めると
となり、無限級数の和が求められました。
小数部分が約分されていくところがキレイだと思います!