問題 |
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今日は一日中外にいなければならないのに、 本日の降水確率は$40$%でした。何らかの事情で 傘を指せない確率が$10$%のとき、傘を差せずに 雨に濡れてしまう確率を求めましょう。 |
こんにちは! みゆ🌹ฅ^•ω•^ฅです。本日私が持ってきました説はコチラ。
論理学といえば、与えられた命題が二種類の論理値のうちの「真」なのか「偽」なのかを判定する「二値論理」をイメージされる方も多いかと思います。一方で、確率論といえばサイコロを1回振って狙った目を出せるかとか、麻雀で九蓮宝燈を天和しちゃうとかの可能性を数値化するってイメージですよね。
この両者、学問カテゴリ上は異なる分野ですが、私の直感的になんとなく相性バッチリな気がしておりまして、せっかくなのでドラゴンボールの合体技のようにフュージョンさせて確率論理というZ戦士になっていただこうかなと思い立ったというのが経緯です。
で、私の考える「確率論理」というのは、
という
確度
NOT
確度
AND
確度
XOR
確度
OR
確度
※
IMP
二値論理でよく知られている法則が、確率論理ではどうなってしまうのか検証してみました。
常に成立します。
常に成立します。
常に成立します。
または真でなかった場合にリトライしてもやはり真ではない確度と解釈できます。
確度
確率論理の特徴は、論理値がそのまま確度すなわち確率として導出されるという点です。
例として、通常の二値論理における論理包含「
具体的には、
であると言うことができます。
では、
と表せることを意味します。
もっと複雑なケースではどうでしょう。同様に数え上げていけばよいことは言うまでもありませんが、そんな手間のかかることをしなくても確率論理演算を応用すればカンタンに計算できてしまいます。先程の
と瞬殺ですね。
では、実際にありそうな演習問題を試してみましょう。
問題 |
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今日は一日中外にいなければならないのに、 本日の降水確率は 傘を指せない確率が 雨に濡れてしまう確率を求めましょう。 |
まず、「傘を差せずに雨に濡れる」という被害が発生しない確度を考えます。これは「雨が降る」という問題が発生しないか、あるいは問題に対する対応策「傘を指す」を実践できない確率ということになりますよね。傘を指せる確度は
ということで、答えは
確率論理演算も各種法則もバッチリ整合性が取れているようで、これはもう
まだまだ研究の余地はありますが、当初の直感通りの融合に成功しました☆彡
いつもお読みいただいている読者の皆様に心より感謝申し上げますm(_ _)m
最後に、ちょっぴりオマケを書き残しておきますね。
通常の二値論理における排他的論理和の特徴として、
というものがありますよね。
コンピュータ計算では、任意のビット列の特定ビットを反転させる目的で使用されることが多く、レガシーな処理系ではこれを用いて疑似スプライト機能を実現したり、メモリ上にある同サイズのデータをスタックを介さずにスワップ(入れ替え)させたり・・・と何かと役に立つ演算です。
反転させるたびに
この知的好奇心を満たすため、次のように考察して検証をしてみました。
であることから、初項
なんと、任意の
なんだか、