加法圏の核・余核の定義や、射影・移入・平坦加群の定義は既知とします。核・余核については例えば参考文献の「圏論の技法」を、加群については例えば「環と加群のホモロジー代数的理論」を参照してください。
加法圏が核を持つとは、任意の射に対してその(圏論的な)核が存在するときをいう。同様に余核を持つ加法圏も定義する。
このページのタイトルの問題が予想以上に深くて難しそうなので、簡潔に解いてくれる挑戦者をお待ちしております。
環
が、それぞれ核・余核を持つのはいつかを、8通りの組み合わせそれぞれについて、
もちろん上の4個の圏は左
想定している回答は例えば「それは
一応非可換な環を想定していますが、可換な場合に限定した回答もお待ちしております。
例えば「有限生成射影的
回答はMathlogで記事を書くか、twitterで@henomoto1025にリプをするかなどでお気軽にください。もちろん8通り全部でなくても1つでも歓迎です。組み合わせのうちいくつかは、ホモロジー代数のよい練習演習問題になると思います。
いくつかの組み合わせについてまだ私も簡潔な証明を与えることができていません。みなさんよければ考えて教えて下さい。