$分速→時速、cm^2$→$m^2$に変換するなど、単位変換の方法をご紹介します。
そもそも速さとは「1単位時間あたりに進む距離」を表しています。
例えば、分速は1分当たりの進む距離のことです。
$5$分で$12km$走れるとすると、$1$分当たり$2.4$kmとなり、これが速さとなります。
この場合、$2.4km/min$となります。
これを時速に変換してみます。
まず、時速は$1$時間にどのくらい進むかを表しているので、$1$時間=$60$分に進む距離が分かればよいです。
$5$分で$12km$走れる場合、$60$分で$12×12=144km$進むので、$144km/h$ということがわかります。
$km↔m$変換は簡単ですよね。
進む距離の単位だけを変えればいいので
$144km/h=144000m/h$
となります。
一見複雑なのが、面積の単位変換です。
しかし、以下のように考えれば簡単です。
例えば、一辺が$1cm$の正方形をイメージしてください。
これは$1cm^2$です。
$1cm=0.01m$なので、一辺が$0.01m$の正方形と言い換えることができます。
この場合の面積は
$0.01×0.01=0.0001m^2$
つまり
$1cm^2=0.0001m^2$
ということが分かります。
丸暗記でもいいですが、忘れたときに解けなくなるというリスクがあるので、1から公式を作れるようにすると安心です。