この記事では、ライプニッツの公式
を導出し、またより強い近似式を導きます。内容は簡単めです。余談ですが、この級数は僕が積分に興味を持つきっかけになった級数なので思い出深い(?)です。ちゃんと証明したのは最近ですが...()
まず、
において、
となり、両辺を
を得ます。左辺は明らかに正で、
ですから、
を得ます。
ライプニッツの公式から、以下が分かります。
しかし、これは精度があまり良くなく、例えば
しか得られません。ここで、
が得られます。また同様に
も得られます。
つまりライプニッツ級数の
が得られます。
今回使った方法で、メルカトル級数(
追記
これ、一般的に絶対値が単調減少な交代級数で成り立ちますね...