問題は
https://www.imojp.org/archive/mo2022/jjmo2022/problems/jjmo20hq.html
を見てください.
のときは,全探索することでのみが解なことが分かる.
以下とし,が条件を満たすと仮定し矛盾を導く.
,をで割った余りを,,,と置く.
と仮定して矛盾を導く. このとき,を満たすの素因数が存在する. この時,なので,平方剰余の第2補充則に矛盾する.
のときは上の議論でとすればよい.
主張はと同値である.
をから順に示す.
のときはより自明. のとき正しいとすると,より,. これと補題1をあわせればでも正しいことがわかる.
はを満たす最大のであることに注意せよ.
主張の前半は補題2より,とのどちらかはであることから従う.
後半はもしくはのときには正しく,補題2より残るパターンはのみである. このとき再び補題2をに適用すればとなり,となる.
よりだが,補題2より.
よってだが補題2より.
よってだが補題2より.
ゆえに.
補題5から,(場合分けを頑張ると)がわかり,よってとなる. これはが平方数であることに矛盾.
雑感:に「絶対に平方数にさせないぞ」という意志を感じるので,それに従うととける. この方針では主にと第2補充則を使ったが,だと補充則なしで解ける(が帰納的にわかる). おそらくこっちが本解だろう. Nっぽいけど実質C.