大した話ではありませんが, 多重ゼータ値の和公式の証明 (Zagier の積分使うやつ) で超越的な変数変換を使わなくともできるなぁと思いついたので (論文にするほどでもないため) ここに放り投げます.
今回は次のように多重ゼータ値を表す: 正整数
と書く. また
と書く.
今回扱う和公式とは次のような定理である:
正整数
が成り立つ.
証明には次の事実を使う.
正整数
が成り立つ.
示したい等式の母関数をとる.
十分小さい正の実数
がいえる.
変数変換
と計算できて, 積分範囲は
を得る. 両辺の