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約数に関する研究4

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オイラー関数を次のように拡張する.

拡張したオイラー関数

φx(n)=cn,cncx

従来のオイラー関数φ(n)φ0(n)に一致する.なお,ここでの記号は「互いに素」を意味する.

いつものようにσxは約数関数を表す.

1+cn,cnσ0(c)2φ(n)

Toyo 氏による証明がとても綺麗だったのでそちらを載せることにする.

1+cn,cnσ0(c)=2+cn,2cnσ0(c)2+cn,2cn2=2+2(φ(n)1)=2φ(n)

1+cn,cnσx(c)φ0(n)+φx(n)

命題2と同様に証明する.
1+cn,cnσx(c)=2+cn,2cnσx(c)2+cn,2cncx+1=2+φ0(n)+φx(n)2=φ0(n)+φx(n)

拡張したオイラー関数は先行研究がいくつか存在するらしく,私が確認したものでは飯高茂先生の著書「数学の研究をはじめようⅤ オイラーをモデルに数論研究」(現代数学社出版)でx=1,2,3の場合の値について言及されている.

投稿日:20231019
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約数関数、数列関係の記事を中心に書いていきます。 記事の内容に間違いがあれば教えてくれるとありがたいです。

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