オイラー関数を次のように拡張する.
φx(n)=∑c⊥n,c≤ncx
従来のオイラー関数φ(n)はφ0(n)に一致する.なお,ここでの記号⊥は「互いに素」を意味する.
いつものようにσxは約数関数を表す.
1+∑c⊥n,c≤nσ0(c)≥2φ(n)
Toyo 氏による証明がとても綺麗だったのでそちらを載せることにする.
1+∑c⊥n,c≤nσ0(c)=2+∑c⊥n,2≤c≤nσ0(c)≥2+∑c⊥n,2≤c≤n2=2+2(φ(n)−1)=2φ(n)
1+∑c⊥n,c≤nσx(c)≥φ0(n)+φx(n)
命題2と同様に証明する.1+∑c⊥n,c≤nσx(c)=2+∑c⊥n,2≤c≤nσx(c)≥2+∑c⊥n,2≤c≤ncx+1=2+φ0(n)+φx(n)−2=φ0(n)+φx(n)
拡張したオイラー関数は先行研究がいくつか存在するらしく,私が確認したものでは飯高茂先生の著書「数学の研究をはじめようⅤ オイラーをモデルに数論研究」(現代数学社出版)でx=1,2,3の場合の値について言及されている.
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