こんにちは、微小です。今回は、極限と積分の問題を解いていきたいと思います。
limx→0(2x−1)Γ(x)ただし、Γ(x)はΓ関数である。
出典は こちら になります。
Γ関数の性質Γ(1+x)=xΓ(x)(x≠0)より、(2x−1)Γ(x)=1x(2x−1)Γ(1+x)となる。ここで、微分係数の定義f′(x)=limx→af(x)−f(a)x−aとΓ(1)=1に注意すると、limx→0(2x−1)Γ(x)=limx→01x(2x−1)Γ(1+x)=limx→02x−20x−0Γ(1+x)=(2x)′|x=0=log2よって、limx→0(2x−1)Γ(x)=log2となる。
∫0log21−e−xsinhxdx
双曲線関数の定義より、sinhx=ex−e−x2であるから、1−e−x2sinhx=1−e−xex−e−x=ex−1e2x−1=ex−1e2x−1=ex−1(ex−1)(ex+1)=1ex+1=ex+1−exex+1=1−exex+1=1−(ex+1)′ex+1となる。よって∫0log21−e−xsinhxdx=2∫0log2(1−exex+1)dx=2[x−log|ex+1|]0log2=2(log2−log|elog2+1|−0+log|e0+1|)=2log43
よって、∫0log21−e−xsinhxdx=2log43となる。
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