自分の備忘録がてら,幾つかの相異なる正の整数の逆数和で1を作る等式をまとめます.項を入れ替えて得られる等式は同じものとみなしています.新しいものを見つけ次第更新するかもしれません.
(2023/10/17:項数7の部分を追加)
を満たす相異なる正の整数
全部で6個あります.
数が多い(72個)のでタイプミスがある可能性が存在します….分母が3以上の整数のみからなる式がたった1つなのは面白いですね.割合にすると約1.39%です.
pythonで解を求めるプログラムを組んで調べたところ,全部で2320個もあるようです.全てをここに記すには余白が少ないので,幾つかだけ挙げておきます.
因みに,分母が3以上の整数のみからなる式は,2320個の内たったの27個でした.割合にして約1.16%です.少ないですね.
ふと思い出して久しぶりにpythonプログラムに頑張ってもらったところ,解の個数は全部で245765となるようです.最も小さい整数で解の組を分類すると,
最小の整数が2の解
最小の整数が3の解
です.最小の整数が3である解は全体の約0.39%に過ぎません.最小の整数が2である解が圧倒的に多いですね.こんなに差がつくなんて何だか不思議です.
見つけた中から幾つか例を挙げます.一番上の式は中々強烈な見た目をしていますね.
項数9からは奇数の逆数のみの和で1を表す式が出現します.再びpythonプログラムに頑張ってもらった結果,項数9では次の5通りがそれに該当するようです.