前書き
https://mathlog.info/articles/3460
の解説である。
より簡単な解法はあるかもしれない。
この解法はかなりお気に入りのものなので、至る所で出題したい。
必要知識
Zsigmondyの定理
解答
あるが存在してが整数になったとする。
の場合については、代入することで整数にならないことが容易に分かる。以降と定める。
素因数の個数
正整数に対し、でそれぞれの異なる素因数の個数、正の約数の個数を表す。
例えば、である。
と
以下の補題を示す。
Zsigmondyの定理を使用
の2以上の約数を小さい順にとする。
正整数について、はを割り切るため、
の素因数はすべての素因数に含まれる。
Zsigmondyの定理により、の素因数であって
を割り切らないものが存在するため、それをとおくと、
は明らかに相異なり、しかもすべての素因数であるから、は少なくともの個の素因数をもち、は明らか。
と
が必要である。なぜなら、であったとすれば、に含まれる素因数であって、に含まれない素因数が存在するからである。
このとき、及び
により、
となるが、これは明らかに不合理。よって、は整数にならない。