まず
このような形であらわされる不定方程式をPell方程式と呼びます
今回は連分数展開を使った解法を紹介します
今回は先人たちの偉大な研究結果を用います
これらの事実はこの問題を解くにあたって強力な飛び道具となります
厳密な証明は大学数学の「代数的整数論・二次体の整数論」で示されます
まずは問題を解くののカギとなる連分数について軽く紹介します
ある実数
表されるとき
これを
実際にこれを計算するにはその数の整数部分を
新しく分母に来た数に同じ操作を…と繰り返していくと求められます
もちろん有理数に対してこの操作を行うと有限回で終了してしまい、面白くありません
しかし、無理数に対して行うと、どうやら面白いことがわかります
(
実際に例を見てみましょう
周期は
無理数の連分数近似を途中で打ち切って、普通の分数に戻すと
打ち切りが遅かった分だけ精度のいい分数の近似が得られる
どういうことでしょう
無理数の典型例
ですので
たった4個目までの計算で小数第6位まで一致しています!
これだけでも面白いんですが、肝心のPell方程式との関係はどうなっているんでしょうか
まずは
そしてなんと
なのでこれが答えです
!?!?
これがPell方程式の解き方になります!
まるで魔法みたいですよね
僕も初めて見たときは驚きました
さらに問題の答えには関係ありませんが次のようなことも言えます
このとき
解を得ることができる
この法則は一般のPell方程式について成り立ちます
2023年への移り変わりの季節に楽しい数学の話ができて幸せでした
以下に参考文献をまとめておきます