なので,よって,ここで,とした.同じように,つまり,だけ決めればいい.が一意に存在して,が成り立つ.特に,が成り立つ.より,であるが,に対して,なので, にを使うと,つまりはのうちつがで他は.より,なのを考えると,はの倍数で,とすると.が分かる.軽く説明しておくと,上に二項関係を以下のように定義すると:
は同値関係である.任意のに対して,でが一意に存在して,をみたすことを考えればいい.さて,にを代入すると,これに,を使うと,特に,であり,においては,なので,また,のときは,なので,をみたすが一意に存在し,そのようなをとしたときである.なぜなら,なら,となり,より矛盾するからである.より,.として,とおく.このとき,が成り立つ.ここも一応説明すると,とすると,より以下がわかる.
上に二項関係を以下のように定義すると:
は同値関係である.こっから先は,さっきのと同じ.さて,なので,.なら,に不動点は存在しないのでだめ.なら,でではだめ.は普通にだめ.よって,.より,.ならでだめ.よって,.あとは,のそれぞれの時で,代入すればはこのつしかないことが分かる.具体的に,
おわり
有名な一変数のFEでした.次は丁寧な解答編です(2014の方を解くかも?).