もうアラフォーの私ですが、中学時代といえば四半世紀前、1990年代の後半になるわけで。そのころにはまだインターネットもそんなに普及していなかったし、パソコンすらもまだまだ高くて、庶民にはなかなか手が出ないものでした。
私は小学校で受けた算数というのがあまり好きではなくて。しかし、文章題は好きだったのですよ。プリント2枚を宿題として渡されて、一方(課題Aとする)は計算問題10問、片方は(課題Bとする)文章題2,3題だとしましょう。Aのほうが計算量が多くなると思います。一方Bのほうは状況さえちゃんと読み取れば計算量は少なくなりますから。また、国語力も同時に問えますよね。
ちょっと意地きたない例題をひとつ。
たかしくんは600円持って買い物に行きました。480円支払いました。お釣りはいくら?
600-480=120 答え. 120円はぺけです。なぜなら500円玉1枚、もしくは100円玉5枚で支払いは事足りるからです。
というわけで「20円」が正解かもしれませんが、10円玉も持っていたならおつりは0円かもしれません。まぁこれはひっかけとして。
小学校を卒業し、いざ中学校へ。
自主的に科目を選んで授業に参加する、「選択科目」の時間というのが週に一度ほどありました。
あるとき「数学」の講座に飛び込んだとき、「規則的に変化していくものの性質を調べていこう」というのがあって。
それは例えば、
$$
1+2+3+4+\cdots+97+98+99+100 = 5050
$$
18〜19世紀の天才ガウス(独)が幼少期に発見したというアレですね。
で、選択数学の時間に私はどんな公式を考えたかというと
$$
1+2+3+4+\cdots+n = n(n+1)/2
$$
なんだ、高校一年で習う公式じゃないか。
顧問の先生(だいぶベテランで男性)には目を丸くされましたが、それっきりですよー。
あと、うちの父親もエンジニアということで、高卒ではあるもののあえていえば「理系」。小学生の頃には20面サイコロを転がして数字を決めた計算問題集を作ってくれました。
それから新しもの好きってところが、血縁の影響だろうか、私にも父にもあります。1982年に40万円で富士通のFM-7買ったんやで(!
あと、数列クイズを出してもらったこともあります。
・ 10, 13, [?], 19, 22
・ 1, 2, [?], 8, 16
なら割と簡単そうですね。
・ 3, 12, [?], 48, 75
・ 2, 5, [?], 17, 26
こういうのもちょっと難しいけどなんとか。
では、
・ 1, 1, 2, 3, 5, 8, [?], 21, 34 ...
はどうなるか?
これを瞬で解いたとき「おお、さすが我が息子だ!と感心されました。
まぁ、神童も20過ぎればただの人。30過ぎればただの人以下。
ということで、また書きに来るね。