問題
平方剰余を用いた自作関数方程式の解法を紹介します。平方数全体の集合をとしています。
解法
与式への代入をとする。
は明らかに解であるからそれ以外にないことを示す。
を奇素数とし、を正の整数とする。任意の正の整数に対して となるならばである。
で上の主張が成り立つと仮定する。ならばであるのでそれ以外ではとなる。これを繰り返し用いるととなるがこれは法の平方剰余の個数が法で個であることに矛盾する。
補題2,3から
である。まずを示す。と仮定する。
これはの倍数だがの倍数では無いので平方数であることに矛盾する。よってである。
においてかつを満たすは高々有限個であるから補題は示せた。
かつとなる奇素数を任意に取る。
を十分大きく取ることでを得る。