統計的推論(Statistical inference)とは,抽出(Sampling)した既知の標本(Sample)によって母集団(Population)の未知の性質を知ろうとすること.帰納的推論(Inducation inference)とも呼ぶ.
統計学(Statistics)とはある集団(や現象)から抽出したデータを用いて,その集団の全体の性質を調べる方法(や分析手法)を議論する学問体系である.また統計学では数量・数値的にばらつくデータに含まれる,規則性のある部分と不規則性の部分を抽出し,それらを活用することを目的としている.ターゲットとする集団の人数が少なければ,例えば,1クラスの学生達の数学テストの点数を調査するなど,メンバー全員の点数を調べればよいが,校内の学生
あなたがカレーを作っている状況を想像してください.カレー鍋に入っているカレーを味見するとき,あなたはおたまを使って鍋をよくかき混ぜ,全体の味を均等にし,小さいスプーンですくって味見をします.統計学では,大規模な集団のメンバー全員を調査することは,鍋全部を飲み干すことに相当します.確かに鍋を全部飲み干せば,鍋の味を正確に判断できますが,味見とは言えません.味見とは,小さなスプーンで鍋の全体の味が把握することです.小さなスプーンでカレー鍋全体の味が分かる.まさしく統計分析とは,スプーン一杯で集団全体を把握することを目的としています.これにより,実際の問題に対して,カレー鍋の味見の用語を用いて考えると,
などが重要な項目となってきます.
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