今回は、Scientia Meetupという団体の自主ゼミ合宿について紹介します。僕は運営とかには携わってない一参加者ですが、毎回とても楽しくて、色んな方に知ってもらえればと思っています。Xとインスタグラムのアカウントとホームページがあるのでこちらも参考にしてみてください。(インスタとか特にめっちゃオシャレですごいです)
まず、理(学)系の大学生の自主ゼミ合宿としては、数物セミナーがおそらく一番有名で規模も大きくて(僕も1回参加しました)、他にもこのScientia Meetupの#山口でゼミ(京都でゼミ) や、りゼミというのもありますね。大体3泊4日くらいで、みんなで決めた本を集中して読むイベントで、全国の大学生が集まります。
ゼミの板書
それぞれ特徴はいろいろとありますが、特にScientia Meetup(山口でゼミ)の強みとしては、色んな分野の人が集まることかなと思います。色んな分野の方が30~50人ほど集まります。(この人数規模もちょうど良いと思っています。)個人的には、数学以外にも色んな分野に興味はあるけど普段勉強する時間をとれていないので貴重な耳学問の機会になっていると感じます。そもそも数学系の人以外との交流がたくさんあること自体も、多様な価値観に触れる意味で素敵な機会であると感じます。
そしてもう一つ、参加者同士の交流の機会がたくさん設けられていることも、好きなポイントです。他の合宿イベントでも少なからずあるとは思いますが、Scientia Meetupのイベントは班対抗のゲームだったり、全員に話す機会が設けられているナイトLT(partA)やシャッフルランチというイベントだったりで、人数的にも多くの人と話やすく、参加者同士仲良くなりやすい雰囲気があると感じています。
今回庶務をやるということでいただいたお土産
お弁当も豪華です
具体的な合宿の中身として、今回の#山口でゼミ6 を振り返ります。メインはもちろん自主ゼミで、3泊4日の合宿だとトータルで16時間くらいあります。僕は河澄先生の『トポロジーの基礎』の上巻を読む班(庶務も務めました)で参加しました。ご飯はゼミの班ごとに食べたり、ランダムで振り分けられた班ごとに食べたり(これがシャッフルランチです)、という感じです。途中運営の方が買い出しにも行っていただいて、お菓子や軽食など、希望したものを買ってきてくれます。そして、夜はレクやナイトLT(partAとpartB)など、様々な企画が用意されています。初日のレクは班対抗のクイズ企画が複数用意されていて、初めましての方も多い中で、ここで少しずつ打ち解けていく感じがします。景品もあって、僕も2年連続で山口のお土産をいただきました。美味しかったです。2日目の夜はナイトLT(partA)という企画で、適当に振り分けられた班で集まって、それぞれが最近勉強していること等を1人10分くらいで話し合います。僕は今回の#山口でゼミ6 では、代数学は環論から始めるべきという話をしました。他の方の話も面白くて、圏論、化学や統計、ピラティスの話などを聞きました。コナンのネタバレも食らいまくりました。3日目の夜はナイトLT(partB)という企画で、希望者数人が全体の前でスライドを使って講演するスタイルです。僕も今回は、$p$進数について紹介してみました。他には組み合わせ論や化学のお話(何もわかりませんでしたが)がありました。partAもpartBも知識が足りず、わからない話も多かったですが、普段聞かない話がたくさん聞けるし、皆さんの熱量を通して、他にもいろいろ勉強するモチベーションに繋がったりします。最終日はシャッフル報告会といって、各ゼミでどんなことを勉強したのかをまた少人数班で報告し合うイベントがあります。少しハードルは高い気がしますが、皆さん工夫して専門が違う方にもわかりやすく発表されていました。最後には連絡先をみんなで交換しました。基本インスタでしたね。解散してからは、新山口駅近くのお寿司屋さん(めっちゃ美味しいです)でご飯を食べました。今回は15人以上いましたね。
レク企画でいただいたお土産
星もみんなで見ました!綺麗でした~
みんなで食べたお寿司
Officialなイベントとしてはこんな感じで、これだけでも盛りだくさんですが、すべてのイベントが終わってからは自由時間となっていて、ここで翌日のゼミ準備をしたり、みんなで雑談やゲームをしたりして交流を深めます。僕は予習をしに行ったはずが毎日雑談したり将棋指したりで終わってしまい、ゼミが全然進まなかったんですが、普段会えない方とたくさん話して楽しかったから満足です。特に今回は、運営についてのお話を伺うことがあって、皆さんの大変さを少しばかりではありますが肌で感じました。毎回本当にありがたいですね。他にもほぼ徹夜でいろんなお話をした日もあって、勉学のことも人としての振る舞いの部分も含めて、いろんなことを考えるきっかけをいただきました。自分の配慮、気遣いの至らなさを反省する機会にもなりました。頭のいい人たちの会話を端っこで聞いてるくらいがちょうど楽しいですね。(今回は端っこではなかったかもしれませんが...)
夜の雑談タイムでの話題として印象的だった話を1つ紹介します。最初にScientia Meetupの強みとして、異分野融合をあげたんですが、今回この意義を再認識させられたところがあって、特に自分はずっと数学しかしていないんですが、他の分野の方と一緒に数学をするとなると数学に対するスタンスがそれぞれで違うところがあってどうすれば良いかというような問題を提起されて、個人的には、お互いが歩み寄る姿勢(お互いのスタンスを理解しようとする姿勢)をどれだけ持てるかが大事だと思っていますが、普段は数学しかやっていなくて意識することがあまりなかったですし、(純粋)数学の人間の数学だけが数学じゃないんだなと思わされた良い経験が出来ました。
特に今回の#山口でゼミ6 では、全体で約30人の対面参加者の方全員とお話することができました。もともと知り合いだった方でもパーソナルな部分は全然知らない方も多く、初めましての方も含めていろんなお話が聞けました。皆さん謙虚に貪欲に勉学に励まれていて、見習うところがたくさんありました。すごい人に囲まれてたくさん刺激もらったし自分も頭よくなったかなという幸せな勘違いをできました。(大事な余談として、別に頭が良いとか勉強ができることが正義、絶対ということではないですし、Scientia全体でもそのような価値観は感じないのも素敵なところだと思っています。)
文字が多くて疲れると思うので、最後に観光で寄った小倉城を見てください
だいぶ長々と書いてしまいましたが、とても魅力的なゼミ合宿で、毎回があっという間だし次も必ず参加したいと思える雰囲気です。特に山口に地元か大学が近い理系の大学生の方は是非検討してみてください。まとまりのない文章で申し訳ないですが、最後まで読んでいただいた方、適当にスクロールしてこのあたりが目に入った方もありがとうございました。