駒場理数　豚汁カレンダー

挨拶

みなさん初めまして！
我々は駒場理数サークルです。
この度は駒場理数サークルとしてアドベントカレンダーを開催することになりました！

駒場理数サークルとは？

駒場理数サークルとは、東京大学の駒場キャンパスを主な活動拠点とし、数学や物理を中心とした自主ゼミサークルで、2024年に発足しました。Discordサーバーには現在250名ほどの学生が参加しており、駒場をメインキャンパスに持つ前期教養課程、理学部数学科、統合自然科学科の学生に加え、本郷キャンパスの学生を含む多様な所属、学年の学生で活動しております。
主な活動内容は、Discordサーバーを介した自主ゼミの開催に加え、年に1,2回程度、交流会と合宿を開催しております。
先日 駒場理数HP を開設したので、より詳しい活動内容の様子や入会方法はそちらをご覧ください。

この度は駒場理数サークルの活動の一環として豚汁カレンダー（以下トンカレ）を企画することになりました！

豚汁カレンダー（トンカレ）とは？

トンカレについて初めてお聞きになった方もいらっしゃるでしょう。
トンカレとは、11/22-24にかけて開催される駒場祭に向けてのいわゆる"アドベントカレンダー"です。

アドベントカレンダーに関しましてはご存じの方も多いと思います。Wikipediaによると
「アドベントカレンダー (Advent calendar) は、クリスマスまでの期間に日数を数えるために使用されるカレンダーである。待降節の期間（アドベント：イエス・キリストの降誕を待ち望む期間）に窓を毎日ひとつずつ開けていくカレンダーである。」とのことです。
例年Physicslabをはじめとする多くの団体が代わりばんこに記事を書き、カレンダーを埋めている様子を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか？
駒場理数サークルとしても前々からアドベントカレンダーを開催したいと思っておりました。

さらに、駒場理数サークルとして駒場祭で豚汁を販売することが決定いたしました。文化祭で豚汁を出店することが兼ねてからの私の夢であったため、駒場理数の場を借りて、出店でき大変嬉しく思っております。

ところが、、出店決定後に学食で豚汁は学祭大赤字の大筆頭との噂を耳にしました。そんなわけあるまいと思い「学祭　豚汁」で検索をしてみるとなんとなんと一番上には 大赤字であったとの記事 が、、

しかし一度出店を決めた以上、後には引けません。
腹を括り戦うしか我々に道は無いのです。
とは言いつつも豚汁、
僕の好物であるというバイアスがかかっていたからでしょうか？
提案時には「売れるに決まっている大盛況間違いなし、荒稼ぎして打ち上げで豪遊するぞ」と思っていましたが、友人に相談してみると
「学祭という祭の場に来て買う人がいるのか？」
「お祭りらしい食べ物ならまだしも、豚汁という日常的な食べ物を学祭価格で書く人がいるのか？」
との至極真っ当な意見をいただきました。

駒場祭当日の様子を思い浮かべてみましょう。
たくさんのサークルがひしめき、大きな声で客引き合戦をする中、ひ弱な我々が運動部や若々しい駒場生に打ち勝つ姿など微塵も想像できません。

こんな絶望の最中、我々が頼れるものはただ一つ...
　　　　　　　「頭脳」　　　　です。
なんのために日頃、ひとり孤独に机に向かい、ただじっくりとひたむきに本を読んでいるのでしょうか？
なんのために人に「将来を捨てた、役にたたない」と冷ややかな目で見られるような厳しい道へと進むのでしょうか？

そうです。豚汁を大盛況へと導く活路を見出すためです！！

三日三晩考え続け、百戦中駒場理数二十勝、八十敗、五つに一つの決死の作戦を編み出しました...

作戦1 豚汁標準模型

現代物理学において最も成功した理論の一つである標準模型について知らない人はいないでしょう。

この世界はどのような決まりで動いているのか？

小さな頃誰もが一度は考えるような素朴な問いに対し、かつての大物理学者たちが挑み築き上げた理論の美しさには誰もが息を呑むことでしょう。

そこでふと素朴な疑問が浮かびます。

豚汁界にも標準模型はないのだろうか？

その問いに対し、一つの答えを提示するのが我々の豚汁標準模型（Pork Miso Soup Standard Model）です。

世の中の豚汁は4つの力に支配されています。
その力はgauge bo豚によって媒介されております。
例えばお馴染みの電磁気力に関してはU(1)ゲージ理論によって記述され、その力はpho豚によって媒介されます。
また我々は実験的に4つの力の内の一つである重力を媒介する豚汁、gravi豚を実験的に観測しました。

さらに物質は、レプ豚によって構成されます。
（レプ豚はフェルミ豚汁であり、交換すると符号が入れ替わります。そのため二つの豚汁は同じ豚汁状態を取れないというPauliの排他律を満たすことは読者への演習問題とします。）

またこれは豚汁標準模型のほんの一端であり、詳しい議論は後の記事に回すことにします。

この豚汁標準模型が現実を巧妙に記述していることに実物を目にしていただくことで実感して頂き、豚汁界の美しさに思いを馳せていただければと思っております。

作戦2　豚汁カレンダー

続いて二つ目の秘策がこのトンカレです。

前述のようにアドベントカレンダーとはキリストの降誕を待ち望むイベントです。
一日ずつカレンダーにバッテンをつけ、クリスマスの日を待ち望んだ思い出のある方もいらっしゃるのでは無いでしょうか？
毎日起きるたびに印をつけ、まだかまだかと待ち侘びる気持ちが日に日に強くなっていったことでしょう。

このトンカレは駒場理数サークルの活動を盛り上げ、駒場祭への指揮を高めるとともに、読者の方はトンカレを通じ間接的に駒場祭までのカウントダウンを行うことになります。
最初は毎日のトンカレの更新を楽しみに待っていたはずなのに、いつの間にか豚汁の到来を待ち侘びている自分に気がつくことでしょう。
（この豚汁カレンダーからは誰も逃れることはできない）

まとめ

まあまあそんなことはさておき、ここから3週間ほどの間、駒場理数の豚汁カレンダーをぜひともお楽しみください！
それでは駒場祭当日にまたお会いしましょう
最後まで読んでいただきありがとうございました〜