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4次方程式をチルンハウス変換

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はじめに

 こんにちはn=1です。今回は5次方程式をきブリング-ジェラードの標準形にしている過程を見たときに思いついた4次方程式のチルンハウス変換についてやっていきます。

本記事の式は途中で計算ミスをしている可能性があります。

1回目

 まずは4次方程式ax4+bx3+cx2+dx+e=0(a0,a,b,c,d,e)の三次の項を消去します。
ax4+bx3+cx2+dx+e=0(a0)
a(x4+4b4ax3+6(b4a)2x2+4(b4a)3x+(b4a)4)a(6(b4a)2x2+4(b4a)3x+(b4a)4)+cx2+dx+e=0
a(x+b4a)46ax2(b4a)2+cx24ax(b4a)3+dxa(b4a)4+e=0
(x+b4a)4+x2(ca6(b4a)2)+x(da4(b4a)3)(b4a)4+ea=0
これにより三次の項が消去できました。

二回目の前に

 二回目の前に見やすいようにy=x+b4aとして式を見やすくします。
(x+b4a)4+x2(ca6(b4a)2)+x(da4(b4a)3)(b4a)4+ea=y4+(yb4a)2(ca6(b4a)2)+(yb4a)(da4(b4a)3)(b4a)4+ea=0
y4+(y2b2ay+(b4a)2)(ca6(b4a)2)+(yb4a)(da4(b4a)3)(b4a)4+ea=0
y4+(ca6(b4a)2)y2+(da4(b4a)3b2a(ca6(b4a)2))y+(b4a)2(ca6(b4a)2)b4a(da4(b4a)3)(b4a)4+ea=0
p=(ca6(b4a)2),q=(da4(b4a)3b2a(ca6(b4a)2)),r=(b4a)2(ca6(b4a)2)b4a(da4(b4a)3)(b4a)4+eaとして式はy4+py2+qy+r=0になります。

2回目

 次は1回目の式の二次の項を消去します。2回目は1回目の様に文字を1次方程式で表すと元の形に戻るのでy4+py2+qy+r=Z4+QZ+R=0となりyとZにZj=yj2+αyj+βもしくはZj=yj3+αyj2+βyj+γ(添え字は各解に対応しているという意味)と対応するZとして解の累乗和と係数の関係式から求めていきます。ZkmをZの解のm乗和とすると
Zk=0
Zk2=0220=0
Zk3=03300+3(Q)=3Q
Zk4=044020+40(Q)+2024R=4R
そして上記より、Zをyの三次式で表すと0が二つしかなく求めにくいので二次式で表すとします。すると
Zk=(yk2+αyk+β)=yk2+αyk+4β=2p+4β=0
Zk2=(yk2+αyk+β)2=(yk4+2αyk3+(α2+2β)yk2+2αβyk+β2)=2p24r6αq2α2p4βp+4β2=0
以上の一乗和よりβ=p2、二乗和からα=3q2p±(3q2p)22rp+p2と分かります。これにより
Zj=yj2+(3q2p±(3q2p)22rp+p2)yj+p2
とわかりました。
 そして同じように三乗和、四乗和を求めると。
Zk3=(yk6+3αyk5+3(α2+β)yk4+(α3+6αβ)yk3+3(α2β+β2)yk2+3αβyk+β3)=2p3+6pr+3q2+15αpq+6α2p212α2r+6βp212βr3α3q18αβq6α2βp6β2p+4β3=3Q
Zk4=(yk8+4αyk7+2(3α2+2β)yk6+4(α3+3αβ)yk5+(α4+12α2β+6β2)yk4+4(α3β+3αβ2)yk3+2(3α2β2+2β3)yk2+4αβ3yk+β4)=2p48p2r8pq2+4r228αp2q+28αqr12α2p3+36α2pr+18α2q28βp3+24βpr+12βq2+20α3pq+60αβpq+2α4p2+24α2βp2+12β2p24α4r48α2βr24β2r12α3βq36αβ2q12α2β2p8β3p+4β4=4R
これよりQ,Rが求まり二次の項の消去できました。

まとめ

 まずax4+bx3+cx2+dx+e=0(a0)y=x+b4a,p=(ca6(b4a)2),q=(da4(b4a)3b2a(ca6(b4a)2)),r=(b4a)2(ca6(b4a)2)b4a(da4(b4a)3)(b4a)4+eaとしてy4+py2+qy+r=0の形にできます。
 次にα=3q2p±(3q2p)22rp+p2,β=p2として
Q=23p32prq25αpq2α2p2+4α2r2βp2+4βr+α3q+6αβq+2α2βp+2β2p43β3
R=12p4+2p2r+2pq2r2+7αp2q7αqr+3α2p39α2pr92α2q2+2βp36βpr3βq25α3pq15αβpq12α4p26α2βp23β2p2+α4r+12α2βr+6β2r+3α3βq+9αβ2q+3α2β2p+2β3pβ4
とし、Zj=yj2+αyj+βとすればZ4+QZ+R=0にできます。

最後に

 以上で今回の4次方程式のチルンハウス変換は終わりです。間違っている部分がありましたらご指摘のほどお願いします。投稿を見てくださりありがとうございました。

参考文献

[1] 5次方程式の解の公式をガチで求めようhttps://neqmath.blogspot.com/2018/08/5.html

投稿日:20231214
OptHub AI Competition

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  1. はじめに
  2. 1回目
  3. 2回目
  4. まとめ
  5. 最後に
  6. 参考文献