によって導入する. これは,
として,
と表すことができる. 定義から,
Appellの超幾何級数は
によって定義される. 定義通りに計算することによって, 以下の等式が得られる.
Gaussの超幾何定理より,
が得られる. また, Dougallの
が得られる. また, Saalschutzの和公式により,
という表示も得られる. これらの公式において,
のようになる.
数が多いので, 例として1つ目の公式を考えると,
であり,
と計算できることから示すことができる. 同様に他の公式も, Gaussの超幾何定理, Dougallの和公式, Saalschutzの和公式から従う作用素の展開を用いることによって示すことができる.