1 知識編
書いてないことは教科書を読むべし!
数学的帰納法
が成立することを数学的帰納法で示す
の時より成立
の時が成立すると仮定する
の時
よってでも成立
これよりが成立することが示された。
1のn乗根に関する事実
の解は次のように表される。
また、は次のように変形できる
より
である。
ここでの解をとし、またとすればより
よって
となり
示された。
また因数定理より
特になので
である。
これよりの解は単位円に内接し、頂点のうちの1つがの正n角形の頂点の複素数平面における座標と一致する。
2 例題編
解答
より
実部と虚部の比較より
例題2
半径1の円に内接する正2023角形の頂点の座標をとし、との距離をとした時の値を求めよ。
解答
複素数平面上で考える。
単位円の中心をとしとすればはの解である。
また、式変形と因数定理より
であるから
今回求めたいものはである。複素数の絶対値の掛け算はまとめることができるので
はのに1を代入したものであるからにに1を代入したものでもある。よって
求めるべき答えはである。
3 実践編
ここでは問題の難易度を1~5#で表します。(1<2<3<3#<4<5<5#)5#はかなり難しめです。
P2 難易度1
とをとの式で表せ。ただし導出過程で複素数を用いること。
P3 難易度2
複素数があり複素数平面上で正三角形の頂点となる。この時次の式(🥺)を満たす複素数を求めよ。
P4 難易度3
箱の中に
の6種類の複素数が書かれたカードがそれぞれ1枚づつ合計6枚入っている。箱から3枚のカードを同時に取り出し、取り出したカードに書かれた複素数の積をzとした時次の確率はいくつか。
(1)が純虚数となる確率
(2)となる確率
P7 難易度4
を満たす最小の整数を求めよ。必要であればを利用して良い。
P8 難易度5
異なる複素数がありを満たし、三次方程式(は実数)の解である。
この時およびを求めよ。
P9 難易度5#
次の問いに答えよ。
(1)においてが成立することを示せ。
(2)とする。
の値を求めよ。
(3)の値を求めよ。
P10 難易度5#
以下の条件を満たす複素数が存在するような最大の整数を求めよ。
[条件]
任意の以上以下の整数についての実物が負となる。