定義,予想をまとめる.以下,命題はすべて予想.
FnをF0=1,F1=2,Fn+2=Fn+Fn+1で生成される数列として,整数a,bをa=∑i=0kFci(ci≥0),b=∑j=0lFdj(dj≥0)とゼッケンドルフ表現したとき,二項演算a∘bを次のように定める.a∘b=∑i=0k∑j=0lFci+djこのとき,二項演算∘は可換である.(本家クヌース積と区別したいときは単位的クヌース積という)
a∘b=ab−⌊a+1ϕ2⌋⌊b+1ϕ2⌋
「ゼッケンドルフ表現にF0,F1が含まれないような正整数」全体の集合をTとおくと,任意のa,b,c∈Tについて(a∘b)∘c=a∘(b∘c)
さらに,任意のa,b∈T,任意の正整数n∈Zについて(a+b)∘n=a∘n+b∘n
ある正整数aがクヌース素数であるとは,a以下の正整数b,c(b≤c)であって,b∘c=aを満たすような組(b,c)が(1,a)しか存在しないことをいう.ただし,1はクヌース素数ではないとする.クヌース素数全体の集合をPとする.
1,0,−1以外のすべての整数bについて,a∘b≠(−a)∘(−b)を満たすような整数a全体の集合をクラス1といい,C1で表す.ただし,1はクラス1の数とする.
C,Pの共通集合をP1とする.
C1に含まれない正整数全体の集合をクラス2といい,C2と表す.C2,Pの共通集合をP2とする.P2から生成される集合を⟨P2⟩とする.
正整数aについて,(1)のゼッケンドルフ表現が偶数の形a∈C1⇔a∘4≠(−a)∘(−4)⇔aのゼッケンドルフ表現がF0+F(偶数)+⋯の形また,S={5n−1−2⌊nϕ2⌋:n∈N}とすると,C1=S
(2)のゼッケンドルフ表現が奇数の形またはのゼッケンドルフ表現にが含まれないa∈C2⇔a∘4=(−a)∘(−4)⇔aのゼッケンドルフ表現がF0+F(奇数)+⋯の形,またはaのゼッケンドルフ表現にF0が含まれない
任意のC2クヌース素数aに対しあるb∈C1が存在して,a=(−2)∘(−b).
(1)a,b∈C2とすると,a∘b=(−a)∘(−b)(クラス2内は結合的)(2)a∈C1,b∈C2とすると,a∘b=(−a)∘(−b)+⌊b+1ϕ2⌋(3)a,b∈C1とすると,a∘b=(−a)∘(−b)+⌊a+1ϕ2⌋+⌊b+1ϕ2⌋+1
a,c∈Z,b∈⟨P2⟩とすると,(a∘b)∘c=a∘(b∘c)(真ん中が⟨P2⟩の元なら結合律成立)
a,b∈C1,c∈Zのとき,(a+b)∘c+⌊c+1ϕ2⌋=a∘c+b∘c
S0={⌊nϕ2⌋:n∈N}S1={⌊⌊nϕ2⌋ϕ⌋:n∈N}とすると,
(1)a,b∈S0⇒a∘b∈S1(2)a,b∈S1⇒a∘b∈S1(3)a∈S0,b∈S1⇒a∘b∈S0
なお,S0はゼッケンドルフ表現が奇数F(奇数)+⋯の形であるような整数の集合である.
また,S1はゼッケンドルフ表現が以上の偶数F(2以上の偶数)+⋯の形であるような整数の集合で,S1⊂Tである.
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