5つのサイコロを振って、2回まで出目を残したり残さなかったりを出来る、ポーカーとダイスを合わせたようなゲーム、ヨット。
これの確率を色々出していきます。
因みにヨットの確率に関しては
先行研究
があります。
通常ヨット:
Bストレート:
フルハウス:点数を気にしなければ
ヨットとは、5つのサイコロ全ての出目が揃う役のことを指します。
・サイコロは
・どんなにヨットを揃えるが絶望的な状況でもヨットを揃えるよう努める
・ヨットを揃えるのに最適な戦略で目を残す
・ノーペアなら全て振りなおす
まず以下を定義します。
サイコロが5つすべて揃う事象を
4つだけ揃う事象を
3つだけ揃う事象を
2つだけ揃う事象を
何も揃わない事象を
・5つだけ揃う確率を
・4つだけ揃う確率を
・3つだけ揃う確率を
・2つだけ揃う確率を
・何も揃わない確率を
とする。
また、最初の5つのサイコロを振る前の状態を
遷移確率を求めます。案外地味で長いので折りたたみで
〇〇〇〇□型(のみ):
〇と□の出目の組み合わせは
〇と□の並び替えは、
よって
〇〇〇□□型:
〇と□の出目の組み合わせは
〇と□の並び替えは、
〇〇〇□△型:
〇と□と△の出目の組み合わせは
〇と□と△の並び替えは、
よって
〇〇□△×型:
〇と□と△と×の出目の組み合わせは
〇と□と△と×の並び替えは、
〇〇□□△型:
〇と□と△の出目の組み合わせは
〇と□と△の並び替えは、
よって
よって
●●〇〇□(黒丸は元々残してた〇)型(のみ):
□の出目の数は
〇と□の並び替えは
よって
●●〇□×型:
□と×の出目の組み合わせは
〇と□と×の並び替えは
●●〇□□型:
□の出目の数は
〇と□の並べ替えは
●●□□□型:
□の出目の数は
並べ替えは
よって
よって
遷移確率から、確率漸化式を立てる。
よって、ヨットの確率は
頑張れば一般項も求められて、
となります。
このことから
同じようにしてBストレートの確率を求めたいのですが、ヨットの確率を求めるのと違うのは戦略が自明でないということです。
まずBストレートとは、5つの出目が
なお、必須の
まず、出目の状態を次の
この状態の中で、次の5つの戦略を考えます。
戦略1:すべての状態で
戦略2:状態
戦略3:状態
戦略4:状態
戦略5:状態
ではそれぞれで確率を求めます。
戦略1では、全ての状態をそのまま保存するので、地道に求めます。
初期確率
そして確率漸化式を立てます。
戦略2では、状態
戦略3では、状態
初期確率は
確率漸化式も同様に
戦略4では戦略3での
初期確率の変更:
確率漸化式:
今度は
初期確率の変更:
確率漸化式:
戦略4、つまり
点数を考えないのであればフルハウスの生起確率は案外すんなり計算できます。
まずレギュレーションの確認から
・その点数に関係なく、また、どんなに絶望的な状況でも、フルハウスをとるように努める
・ヨット(5つ揃い)はフルハウスに含まれる
・ノーペアは全て振りなおす
確認したらフルハウスに合わせて段階を分けます
初期確率を求めます
確率漸化式は、
よって、
特段面白くなかったです
あえて面白いところをあげるなら、サイコロが
残す出目が変わることがあり、その例外処理が地味にきつかったりします。
分母は見栄え重視で
ミス、打ち間違い等あれば教えてください。