素数
この問題の主張をざっくりまとめると円環状に数を並べた時に平方剰余はどれだけ固まって分布しているのかを考察しよう,ということですね.
例えば
一見すると一般の
以下解答
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求める値は
以下合同式の法は記載の無い限り
まず平方剰余は
以下この事実の証明(わかる人は読み飛ばしてOK)
任意の
よって
次に,
・
平方剰余の第一補充則より
・
同様に,平方剰余の第一補充則より
さて,各グループに対して,それに属する整数
・
・
であることがわかる.
いかがでしたでしょうか.グループの個数を対応する他のものに置き換えて考察することによってこのように求められるわけです.
気に入ってる自作問題だったので解説を書いてみましたが,面白く思っていただければ幸いです.読んでいただきありがとうございました.