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メートルの4乗!(断面二次モーメントについてのおはなし)

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おはよう

さいきん甚暑旱暑溽暑ですね! 私です。断面二次モーメントの単位について気になったので書いていきます。

断面二次モーメントとは

断面一次モーメントとか断面係数とかがありますが、今回は断面二次モーメントについて解説していきます。断面二次モーメントとは、工学の単位で、梁(はり)がどれだけ曲げにくいか(変形しにくいか)を表す量です。そしてその単位は


$$m^4$$

です。普通は$m^2$$m^3$のように、指数$=$次元となっていますが、断面二次モーメントは$3$次元のものとなっています!
それで私はなぜ指数が$4$乗なのか気になり、この記事を書くに至ったというわけです。では、早速導出してみましょう!

導出

梁
まず梁というのは中心軸から遠いほど、圧縮、引張してひずみ(長さの変形の度合い)が大きくなります。つまり、ひずみ$\varepsilon$は距離$y$に比例します。
ひずみと距離の関係 ひずみと距離の関係
$$ y \propto \varepsilon $$
フックの法則より、応力$\sigma$はヤング率$E$とひずみの積なので、
$$\sigma=E\varepsilon$$
つまり応力は距離に比例します。
応力と距離の比例関係 応力と距離の比例関係
$$ y \propto \sigma $$
軸からの距離が大きくなるほど応力は大きくなります。
ここで、応力の単位は$N/m^2$なので、微小面積$dA$を掛けます。
微小面積にかかる力$dF$について、
$$dF=\sigma dA$$
が成り立ちます。
ここで、梁を曲げる効果として力のモーメントを考えます。力のモーメント$dM$は力と距離の積なので、
$$dM=ydF$$
$dF=\sigma dA$より、
$$dM=y\sigma dA$$
$ y \propto \sigma $なので、
$$ dM \propto y^2dA $$
あとはこれを断面全体について足し合わせて、$$I=\int_{}^{}y^2dA$$
$dA$は面積なので$y^2$と同じ距離の$2$乗です。よって断面二次モーメントは距離の$4$乗となります。これが断面二次モーメントが$m^4$で表される所以です。

断面二次モーメントの活用

応力は軸からの距離が大きいほど大きくなるので、外側に材料がある方が有利です。ですので工学の世界ではH型鋼がよく使われます。
H型鋼 H型鋼

おわりに

まあこんな感じで物理や工学の世界には奇妙な単位があったりします。今回は、断面二次モーメントについての話ですが、工学では断面一次モーメントや断面係数などの単位もあります。まだまだ学び甲斐がありますね!では!!!
$$Merci\ d'avoir\ lu\ jusqu'ici!$$

投稿日:13日前
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