ちょっと面白かったので,考えの整理と記事を書く練習を兼ねて紹介します.
解答
で与えられた式への代入を表す.
任意のなる実数に対し,より.この式への代入をと表す.
任意のかつであるような実数に対し,となるような実数をとると
この式を比較してとなるのでは単射.
ここで,を任意の正の実数としてより.
この式のを入れ替えて比較することで.
単射性より. と仮定すると.
特に任意の正の実数に対してが成り立つ.よってとなるのでは狭義単調減少.
また,与式においてを固定してを動かすと右辺はより大きい任意の実数値を取りうる.したがって,となるような実数をとれる. よりを得る.
ここで,であることを示す.と仮定すると,よりである.一方狭義単調減少性よりであるから,となるがこれは矛盾.したがってである.特に, かつとなるような実数が存在する.
次に,であることを示す.であると仮定すると,任意のなる実数に対しておよび単射性から. したがってとなるが,これは上で示したことに矛盾する.よってである.
これより となる. なる実数については,よりであり,狭義単調減少性よりであるから, である.したがって
以上より任意の正の実数に対してであり,これは十分性をみたすので,これが解である.