この記事では関数アートをしたことがない人向けです.
また,今回使う関数描画ソフトはdesmosであり,他のソフトではうまく表示できなかったり,使えない関数がある可能性があります.
この記事で特に明記されてない関数は全て,実数値によって定義され,実数値をとるような関数とします.
この記事で登場する右側という単語は
また,今回は曲線をつなげる場合と領域をつなげる場合を扱います.
今回はdesmosで関数アートをするのでdesmosのアカウントを作りましょう!
アカウントがあると関数アートのデータを保存することができるのでとても便利です.
2つの曲線を繋げる方法として真っ先に思いつくものとしてこれだと思います.
右側に
(desmosではこの表記ができないので,2つの式で表すことになります.)
たしかにこれならグラフを繋げることはできますが,
それはちょっと不細工な気がします!!
曲線が不連続になる例
そう感じる場合は次のようにすると気持ちよく繋げられます.
右側に
なにやらややこしそうな見た目をしていますが
となることが分かります.
(ただし,
これで違和感なく繋がります.やった!
また,3つ以上の曲線を繋げたいときは以下のようになります.
次は領域を繋げましょう.領域を繋げる方法として次の方法があります.
領域
と表せます.
ここにある
(ただし,desmosでは
点
点
を満たすので点
また,点
点
また,点
これらのことから示すことができました.
多分これさえ知っておけば大体の関数アートは描けると思います!!!!!!
たしかにこれで領域をつなげることができましたが,もっと緩やかに繋げることはできないでしょうか?
緩やかに繋げる方法として以下のものがあります.
領域
と表せます.
点
点
また,点
その時点で
こういうのは実際にグラフを見てもらったほうが分かると思います.
というわけで何か描いてみましょう!!
いきなり複雑なものを描くのは大変なので最初は簡単な図形や文字を描くのをおすすめします!
僕のおすすめはMathlogのアイコンです!その図形は
また,自分が作ったMathlogのアイコンの関数アートを
ここ
においときます.
この記事を読んで関数アートを始めてくれる人がいたらいいなぁって思ってます!!!!!