$n \ge 3$とし, $p_1, p_2, \dotsc, p_n$をEuclid平面上の点とする. もしどのように3点$p_i, p_j, p_k$を選んでもそれらが一直線上にあるならば, $p_1, p_2, \dotsc, p_n$が一直線上に並んでいる.
$n = 3$の場合は明らか. $n$についての帰納法で, $n - 1$まではこの定理が正しいと仮定する. すると, $n - 1$個の点$p_1, p_2, \dotsc, p_{n - 1}$からどのように3点を選んでもそれらは一直線上に並ぶから, 帰納法の仮定からこれらは一直線上に並んでいる. そして仮定により$p_1, p_2, p_n$の3点は一直線上にならぶから, $n$個の点$p_1, p_2, \dotsc, p_n$は一直線上にある.