タイトル通りです。
正三角形を2等分した図形だから、というような解説は見たことがあるのですが、算数オリンピックの問題に挑んでたら別ルートの理屈を発見したので、それを紹介。
それでは、参りましょう。
まず、図1のような$\LARGE{∠A=30°、∠B=60°、∠C=90°}$の直角三角形$\LARGE{ABC}$を考えます。
$\LARGE{C}$から、$\LARGE{AB}$と交わるように線を引き、$\LARGE{AB}$との交点を$\LARGE{D}$とします。この時、$\LARGE{∠BCD=60°}$となるように$\LARGE{DC}$を引きます(図2)。
$\LARGE{∠CDB}=180°-60°×2$
$\LARGE{=180°-120°}$
$\LARGE{=60°}$
であり、$\LARGE{⊿BCD}$は一辺が$\LARGE{BC}$の正三角形であることが分かります。
そのため、$\LARGE{BC=DC}$かつ$\LARGE{DC=DB}$です。
また、
$\LARGE{∠ADC=180°-∠CDB}$
$\LARGE{=180°-60°}$
$\LARGE{=120°}$
であり、
$\LARGE{∠DCA=90°-60°}$
$\LARGE{=30°}$
で、$\LARGE{∠CAD=30°}$なので、$\LARGE{⊿ADC}$は$\LARGE{AD=DC}$の二等辺三角形であることが分かります。
$\LARGE{AB=AD+DB}$
$\LARGE{DB+DB}$
$\LARGE{=DB×2}$
であり、
$\LARGE{AB÷2=DB}$
$\LARGE{=BC}$
です。
比で表すと、
$\LARGE{AB:BC=DB×2:DB}$
$\LARGE{=2:1}$
です。
よって、30°、60°、90°の直角三角形のうち、60°を挟む2辺の長さの比は、
$\LARGE{2:1}$
になります。