0
算数解説

なぜ30°、60°、90°の直角三角形のうち、60°を挟む2辺の長さの比が2:1になるのか

77
0
$$$$

タイトル通りです。

正三角形を2等分した図形だから、というような解説は見たことがあるのですが、算数オリンピックの問題に挑んでたら別ルートの理屈を発見したので、それを紹介。

それでは、参りましょう。

まず、図1のような$\LARGE{∠A=30°、∠B=60°、∠C=90°}$の直角三角形$\LARGE{ABC}$を考えます。

$\LARGE{C}$から、$\LARGE{AB}$と交わるように線を引き、$\LARGE{AB}$との交点を$\LARGE{D}$とします。この時、$\LARGE{∠BCD=60°}$となるように$\LARGE{DC}$を引きます(図2)。

$\LARGE{∠CDB}=180°-60°×2$

$\LARGE{=180°-120°}$

$\LARGE{=60°}$

であり、$\LARGE{⊿BCD}$は一辺が$\LARGE{BC}$の正三角形であることが分かります。
そのため、$\LARGE{BC=DC}$かつ$\LARGE{DC=DB}$です。
また、

$\LARGE{∠ADC=180°-∠CDB}$

$\LARGE{=180°-60°}$

$\LARGE{=120°}$

であり、

$\LARGE{∠DCA=90°-60°}$

$\LARGE{=30°}$

で、$\LARGE{∠CAD=30°}$なので、$\LARGE{⊿ADC}$$\LARGE{AD=DC}$の二等辺三角形であることが分かります。

$\LARGE{AB=AD+DB}$

$\LARGE{DB+DB}$

$\LARGE{=DB×2}$

であり、

$\LARGE{AB÷2=DB}$

$\LARGE{=BC}$

です。
比で表すと、

$\LARGE{AB:BC=DB×2:DB}$

$\LARGE{=2:1}$

です。

よって、30°、60°、90°の直角三角形のうち、60°を挟む2辺の長さの比は、

$\LARGE{2:1}$

になります。

投稿日:13日前
更新日:12日前
数学の力で現場を変える アルゴリズムエンジニア募集 - Mathlog served by OptHub

この記事を高評価した人

高評価したユーザはいません

この記事に送られたバッジ

バッジはありません。

投稿者

ぬふ
0
341

コメント

他の人のコメント

コメントはありません。
読み込み中...
読み込み中