1.前書き
Chevalley–Warning theoremというのがあって
https://en.wikipedia.org/wiki/Chevalley%E2%80%93Warning_theorem
証明には以下の2つの性質が本質的である
https://mathoverflow.net/questions/178318/proofs-of-the-chevalley-warning-theorem
[1-1]
で与えられる
なぜなら
[1-2]
よって
だから「任意の3変数2次形式、例えば
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14155395959
これを一般化したのがChevalley–Warning theoremであるが、今回はChevalley–Warning theoremの範囲外での同じ手法の応用を紹介する。
2.例
[2-1]
素数
(
を展開すると、
(
よって、
特に、右辺はpの倍数でないので解が存在することが言えた!
[2-2]
同様に、
それらの関係が
(
ここからは解の存在についての結論は出せず、この手法は万能でない。
[2-3]
[2-4]
3.ヤコビ和との関係
[3-1]
ヤコビ和
さらに、
ヤコビ和とガウス和の観察
で知ったように
A Classical Introduction to Modern Number Theory
の14章の練習問題として扱われていた。今回、この証明を探して追ったがそれはまた後回しとして)
[2-4] の結果と辻褄が合っている。
(1つの
[3-2] 3次のヤコビ和についても同様に、p=6N+1を素数、
4次のときと類似してこの
4.後回しにした話
補足:
Binomial coefficients and jacobi sums, R.H.Hudson, K.S.Williams の17ページThe basic theoremを参考にした
5.その他雑多なこと
・
・
https://math.stackexchange.com/questions/5059888/x2y3-generating-the-complete-residual-system
[2-1]の解の存在について、