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【基礎】比例式の問題を解く~式と証明~「高校数学II」

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比例式の問題を解く

次の問題を考える. 教科書や参考書等の解答でよく散見されるのは,  b+ca=c+ab=a+bcの各辺をそれぞれkとおくやり方である. しかし, ここではkとおかずに解くやり方を提案する.

b+ca=c+ab=a+bc のとき, (a+b)(b+c)(c+a)abc の値を求めよ.

b+ca,c+ab,a+bcとする. (a,b,c0)
=={==
{(b+c)c=a(a+b)(c+a)c=b(a+b) (a,b,c0)
の両辺をそれぞれ足して,
{(b+c)c=a(a+b)c(a+b+2c)=(a+b)2
cで割って, a+bを足すと,
2(a+b+c)=(a+b)2c+(a+b)
=(a+b)(a+bc+1)
=(a+b)a+b+cc
a+bc=2(a+b+c0)
a+b+c=0のとき,
a+bc=1
よって,
()=××=8,1

以上のように, kとおかなくても解くことができた. 初見の場合は特に, 新しい文字kを用いようと思い至るには, 少なからずの発想力を必要とする.

逆に, ()=××に着目し, 仮定から,,の値がわかることに気づけば, 上の連立方程式は自発的に立てられるはずだ. その上で, 正しい同値変形ができれば, 初見の場合だとしても発想力に頼らず答えにたどり着けるだろう.

@note02_II_math_2024

投稿日:202453
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