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超幾何関数で遊ぼう

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あいさつ

んちゃ!
今回は超幾何関数で遊びます。
目次です。

  • 解析接続概要
  • 超幾何関数の解析接続
  • 積分形式

解析接続概要

3Cの偏角としては次のように書けます。
π,π,3π,3π,...
この様に、偏角の選び方は無数にある。
これによって、次の様な問題が発生します。

対数関数:CzlogzCを定めると一般的にこの値は各zに対して一個の値が決まらない。
要するに対数関数は不定性を持っている。
例えば、先の3を考えてみると次の様に書ける。
log(3)=log3+(2n+1)π(nZ)


そもそも、この不定性の原因は偏角の不定性による。
そこで、偏角を自分で指定する。
今の例だとarg(3)=πの様に定める。
そして、3の近傍の点zCでの偏角を考えるとargz=π+θと計算する様に規則を定める。
この様に偏角を自分で決めると対数関数の「分岐を決める」と言う。
偏角 偏角

arg1=0として、次の図に描かれている道P1,P2に沿って定まる対数関数の値:log(1)をそれぞれ求めよ。

偏角に関する問題 偏角に関する問題


[1]P1に沿った場合:log(1)=3π
[2]P2に沿った場合:log(1)=π

z,αCに対して、次の複素関数の形を定めよ。
fα(z)=(1z)α=eαlog(1z)=eα(log|1z|+iarg(1z))

[1]z=0fα(0)=1となるので、arg1=0とするとz=0の近傍での(1z)αが定まった。
[2]大域的に定める:
method1:値が確定しない事を受け入れる
この様な定め方を、C{1}上の多価関数であると言う。
method2:普遍被覆C{1}~を用いる。
fα(z)x1なるあらゆる複素数に対して、複素数zとそこに至る道Pの組を変数とすればこの関数の値は定まる。
この複素数xとそこに至る道Pの組の集合をC{1}~とし、これを普遍被覆といい
fα(z)C{1}~上の関数という。


上記のmethod1,method2について補足説明をします。
log(1z)の分岐点は1z=0なのでz=1
そこで、z01を出発し、分岐点1の周りを正の向きを一周してz0へ戻ってくる道Lを考える。
この時、始めのz0(z0,ϕ)、Lに沿って一周した後のz0(z0,L)と区別して書く。
すると、次の二つの図を参照すると次の様に書ける。
arg(1(z0,L))=arg(1(z0,ϕ))+2π
ゆえに、次の式を得る。
(1(z0,L))α=eα(log|1z0|+iarg(1(z0,L)))=eα(log|1z0|+iarg(1(z0,ϕ))+2π)=e2πiαeα(log|1z0|+iarg(1(z0,ϕ)))=e2πiα(1(z0,ϕ))α
1周前 1周前 1周した後 1周した後

便利なので、次の様な記号を定めておきます。

αCに対してe(α)=e2πiαと定める。

解析接続の例

fα(x)=(1z)αをTaylor展開すると下記の様に書ける。
fα(z)=n=0bα(αn)(1b)n(z+b1)n(|z+b1|<b2b+1<z<1)
証明は簡単だからやらないけど、この様なTaylor展開によりfα(z)の定義域はRez<1となるもの全体に広げることができます!
また、次の様にして1<Re{z}<2へも次の方法で定義域を拡張できる。
[1]上記べき級数展開にてb=2の場合を用いる。
[2]下記図の様に、z=12を中心とし、半径32の半円弧Lを考える。また、領域D1={xC||z+1|<2}を考える。
そして、D1L上にある点b1を一つ選び、fα(x)z=b1近傍でTaylor展開する。


(z+1)n=(zb1+(1+b1))n=k=0n(nk)(1+b1)nk(zb1)k
fα(z)=n=02α(αn)(12)n(z+1)n=n=02α(αn)(12)nk=0n(nk)(1+b1)nk(zb1)k=k=0(zb1)kn=k2α(αn)(nk)(12)n(1+b1)nk
(αn)(nk)=α(α1)(αn+1)n!n!k!(nk)!=α(α1)(αk+1)k!(αk)(αk1)(αn+1)(nk)!=(αk)(αknk)
n=k2α(αn)(nk)(12)n(1+b1)nk=n=k2α(αk)(αknk)(12)n(1+b1)nk=2α(αk)(12)kn=0(αkn)(12)n(1+b1)n=2k(αk)(12)kn=02αk(αkn)(12)n(1+b1)n=2k(αk)(12)kfαk(b1)
fαk(b1)(1b1)k=l=02αk(αkl)(12)l(1+b1)lm=0k(km)2km(1)m(1+b1)m=n=0(1+b1)nl+m=n0mk2αk(12)l2km(1)m(αkl)(km)=n=02α(12)n(1+b1)nl+m=n0mk(αkl)(km)=n=02α(αn)(12)n(1+b1)n=fα(b1)
最後の式は次の事実を用いた。
(1z)αk(1z)k=(1z)αより
(1z)αk(1z)k=l=0(αkl)(x)lm=0k(km)(z)m=n=0(z)nl+m=n0mk(αkl)(km)=n=0(z)n(αn)=(1z)α

上記計算をまとめると、以下のべき級数を得る。

fα(z)=n=02α(αn)(12)n(z+1)n=k=0fαk(b1)(αk)(1)k(zb1)k=k=0fα(b1)(αk)(11b1)k(zb1)k(|zb1|<|1b1|)
ゆえに、この新しく得た級数は領域:D2={zC||zb1|<|1b1|b1D1L}という領域で定義される。(図6参照)
先と同様にして、b2D2Lに対しても繰り返して、領域D3,D4,...を作る事で最終的にz=2を中心とする級数を得る。
下半面も同様にすればいい。
上記の様に定義域を拡張する方法を曲線Lに沿った解析接続という。

実はここで得られたb1を通る半径|1b1|の円は点1を通る事に注意!
これは、いかなる点でも成り立つので、C{1}fα(z)で定義された多価関数であることが分かる。
言い方を変えればfα(z)は普遍被覆面C{1}~を定義域とする関数であることが分かる。

!FORMULA[81][1831651056][0]まで定義域を拡張1 1<Re{z}<2まで定義域を拡張1 !FORMULA[82][1831651056][0]まで定義域を拡張2 1<Re{z}<2まで定義域を拡張2

超幾何関数と解析接続

Gaussの超幾何微分方程式の定義やz=0,1,近傍での解析解に関しては
次の僕の記事:超幾何関数に一言いいかな?長い!(まだ非公開:作成中の記事)を参照してください。

解の解析接続

Gaussの超幾何微分方程式:z(1z)d2ydz2+{γ(α+β+1)z}dydzαβyz=0,1近傍の解は次の様にかける
[1]z=0近傍の解:
{y1=2F1(α,β;γ|z)y2=z1γ2F1(αγ+1,βγ+1;2γ|z)
[2]z=1近傍の解:
{y3=2F1(α,β,α+βγ+1|1z)y4=(1z)γαβ2F1(γα,γβ;γαβ+1|1z)
このとき、次の様な領域D=B0B1を考える。
ただし、B0,B1は次の様に定めた。
{B0={zC||z|<1}B1={zC||z1|<1}
また、12UB0B1が成り立つ任意の単連結な領域を定める。
また、y2,y4は多価関数z1γ,(1z)γαβを含むので、z=12において偏角を次の様に定めておく。
{argz=0arg(1z)=0
この時、UにおけるGaussの微分方程式の解空間SS=span{y1,y2}=span{y3,y4}であるから。
ある適当な複素数c31,c32,c41,c42が存在して次の事が成り立つ。
(y1y2)=(c31c41c32c42)(y3y4)(det|c31c41c41c42|0)
そして、y1=c31y3+c41y4B0外への解析接続になっている。
これは次のような意味である。
任意の単連結な領域U={zC||z1|<1zU}B1で右辺のy1=c31y3+c41y4は正則になっている事による。
解の定義域 解の定義域 解の解析接続 解の解析接続

接続演算(僕が勝手に命名)

ある複素関数f(z)を道Lに沿って解析接続した結果得られる関数をLf(z)と書く。
この操作を本記事では接続演算と呼ぶことにする

任意の道Lに対する接続演算Lと任意の複素関数f,gに対して次の性質を持つ。
{L(f+g)=Lf+LgL(fg)=LfLgL(fg)=LfLgL(dfdz)=ddz(Lf)

最後の式だけ証明する。


Lの中に異なる分岐点:z1,z2,...,znが含まれても、それは次の様な形で書ける。
f(z)=g(z)(zz1)α1(zz2)α2(zzn)αn
ゆえに、
{f(z)=(zz1)α1(zz2)α2(zzn)αn{g(z)+g(z)k=1n(zzk)1}Lf(z)=e(α1)e(α2)e(αn){g(z)+g(z)k=1n(zzk)1}{Lf(z)}=e(α1)e(α2)e(αn){g(z)+g(z)k=1n(zzk)1}
記号のe()の使い方を忘れた場合はここをクリックして確認してください。

超幾何関数の多価性

上記定理1で定めた記号や定義をここでも使用することにする。
y2,y4は多価関数z1γ,(1z)γαβを持つ。ゆえに、B0内でz=12を始点にし、z=0を正の向きに一周する閉路L0B1内でz=12を始点にし、z=1を正の向きに一周する閉路L1を考える。
また、一般に複素関数f(z)を道Lに沿って解析接続して得られる結果をLf(z)で表すと解析接続の節で見たように、次の事が成り立つ。
{L0z1γ=e(1γ)z1γ=e(γ)z1γL1(1z)γαβ=e(γαβ)(1z)γαβ
ゆえに、上記定理より下記の結果を得る。
{L0y1=y1L0y2=e(1γ)y2
{L1y3=y3L1y4=e(γαβ)y4
多価性 多価性

接続操作

Lと関数列f1,f2,...,fnに対して、次の様な操作を定義する。L(f1f2fn)=(Lf1Lf2Lfn)

回路方程式

ある行列M0,M1が存在して次の事が成り立つ:
L0(y1y2)=M0(y1y2)
また、解析接続した結果:
(y1y2)=(c31c41c32c42)(y3y4)(det|c31c41c41c42|0)
に対して、接続操作を行うと
L1(y1y2)=M1(y1y2)


[1]前者については、L0y1=y1,L0y2=e(γ)y2より次の様に定めればいい。
M0=(100e(γ))
[2]後者については、
L1(y1y2)=(c31c32c41c42)(100e(γαβ))(y3y4)=(c31c41c32c42)(100e(γαβ))(c31c41c32c42)1(y1y2)
より、
M1=(c31c41c32c42)(100e(γαβ))(c31c41c32c42)1

上記のM0,M1の事を回路行列と言います。

Gaussの超幾何微分方程式の無限遠z=近傍の解は
{y5=zα2F1(α,αγ+1;αβ+1|1z)y6=zβ2F1(β,βγ+1;βα+1|1z)
これはB={zC|1<|z|}上で成り立つ。
そこで、D=B0B1Bなる領域を考える。
すると、
[1]B0上の関数y1,y2B1yへの解析接続を行う。
[2]B1上の関数y3,y4Bへの解析接続を行う。
[3]これにより、y1,y2Bへの解析接続を行う事ができる。
この時、道L0に沿って、y1,y2を解析接続する。すると次式を得る。
z(1z)d2L0yjdz2+{γ(α+β+1)z}dL0yjdzαβL0yj=0
ゆえに、zの単連結な領域Uでの解空間はS=span{L0y1,L0y2},span{y5,y6}
ゆえに、次の関係式を得る。
{L0(y1y2)=(c51c61c52c62)(y5y6)
解析接続 解析接続

接続問題

ここまでの解析接続に出てきた係数c31,...,c62を求める問題を接続問題という。

積分形式-接続問題

超幾何関数に一言いいかな?長い!(まだ非公開:作成中の記事)を参照
Eulerの積分表示

|z|<1に対して次の式が成り立つ。
F(α,β;γ|z)=Γ(γ)Γ(α)Γ(γα)01tα1(1t)γα1(1xt)βdt

p,q{0,1,1z,}とするとき、下記の積分はGaussの超幾何微分方程式の解となる。
fpq=pqtα1(1t)γα1(1zt)βdt

下図の様にRiemann面上での閉曲線に沿った線積分をそれぞれ考えるとCauchyの積分値定理より次の結果を得る。
{f01+f11zf01z=0f01+f1+f0=0f1+e(γα)f11z+e(γα)f1z=0f0+e(α)f01z+e(βα)f1z=0
ゆえに、次式を得る。
(1110001001100e(γα)001e(γα)00e(α)10e(βα))(f01f11zf01zf0f1f1z)=0
また、p,qの組み合わせは(42)=6通りなので、この行列のrankが4である場合、6fpqのうち2つを決めれば他はその二つの一次結合で書ける。
積分路!FORMULA[176][-1568040536][0] 積分路011z 積分路!FORMULA[177][-982864555][0] 積分路01 積分路!FORMULA[178][-755420666][0] 積分路11z 積分路!FORMULA[179][743046381][0] 積分路01z

一次変換ψ:C{}zψ(z)C{}を適当に定めることで、p,q0,1に移る様に定めると次の様に書ける。
ψ(z)=A(zp)Bz+C(A(qp)Bq+C=1)


{ap+bcp+d=0b=apaq+bcq+d=1a(qp)cq+d=1

ただし、arg(1)=πの様に分岐を定める。
{f01=Γ(α)Γ(γα)Γ(γ)2F1(α,β;γ|z)=Γ(α)Γ(γα)Γ(γ)y1f11z=ei(αγ+1)π(1z)γαβΓ(γα)Γ(1β)Γ(γαβ+1)2F1(γα,γβ;γαβ+1|1z)=ei(αγ+1)πΓ(γα)Γ(1β)Γ(γαβ+1)y4f01z=Γ(α)Γ(1β)Γ(αβ+1)zα2F1(α,αγ+1;αβ+1|1z)=Γ(α)Γ(1β)Γ(αβ+1)y5f1=ei(α+βγ+1)πzβΓ(βγ+1)Γ(γα)Γ(βα+1)2F1(β,βγ+1;βα+1|1z)=ei(α+βγ+1)πΓ(βγ+1)Γ(γα)Γ(βα+1)y6f0=ei(α+1)πΓ(α)Γ(βγ+1)Γ(α+βγ+1)2F1(α,β;α+βγ+1|1z)=ei(α+1)πΓ(α)Γ(βγ+1)Γ(α+βγ+1)y3f1z=ei(α+βγ+1)πz1γΓ(βγ+1)Γ(1β)Γ(2β)2F1(αγ+1,βγ+1;2γ|z)=ei(α+βγ+1)πΓ(βγ+1)Γ(1β)Γ(2γ)y2


[1]f01の場合:
f01=01tα1(1t)γα1(1zt)βdt=n=0(β)nn!zn01tα+n1(1t)γα1dt=n=0(β)nn!znΓ(α+n)Γ(γα)Γ(γ+n)=Γ(α)Γ(γα)Γ(γ)n=0(α)n(β)n(γ)nznn!=Γ(α)Γ(γα)Γ(γ)2F1(α,β;γ|z)=Γ(α)Γ(γα)Γ(γ)y1
[2]f11zの場合:
f11z=11ztα1(1t)γα1(1zt)βdt(s=t1(1z)t,t=11(1z)s,dt=1z{1(1z)s}2ds)=01(11(1z)s)α1(111(1z)s)γα1(1z1(1z)s)β1z{1(1z)s}2ds=ei(αγ+1)π(1z)γαβ01sγα1(1s)β{1(1z)s}(γβ)ds=ei(αγ+1)π(1z)γαβn=0(γβ)nn!(1z)n01sγα+n1(1s)1β1ds=ei(αγ+1)π(1z)γαβn=0(γβ)nn!(1z)nΓ(γα+n)Γ(1β)Γ(γαβ+n+1)=ei(αγ+1)π(1z)γαβΓ(γα)Γ(1β)Γ(γαβ+1)n=0(γα)n(γβ)n(γαβ+1)n(1z)nn!=ei(αγ+1)π(1z)γαβΓ(γα)Γ(1β)Γ(γαβ+1)2F1(γα,γβ;γαβ+1|1z)=ei(αγ+1)πΓ(γα)Γ(1β)Γ(γαβ+1)y4
[3]f01zの場合:
f01z=01ztα1(1t)γα1(1zt)βdt(s=zt,t=sz,dt=1zds)=01(sz)α1(1sz)γα1(1s)βdsz=zα01sα1(1β)β(1sz)(αγ+1)ds=zαn=0(αγ+1)nn!znΓ(α+n)Γ(1β)Γ(αβ+1+n)=zαΓ(α)Γ(1β)Γ(αβ+1)n=0(α)n(αγ+1)n(αβ+1)nznn!=Γ(α)Γ(1β)Γ(αβ+1)zα2F1(α,αγ+1;αβ+1|1z)=Γ(α)Γ(1β)Γ(αβ+1)y5
[4]f1の場合:
f1=1tα1(1t)γα1(1zt)βdt(s=1t,t=1s,dt=1s2ds)=10(1s)α1(11s)γα1(1z1s)β(dss2)=ei(α+βγ+1)πzβ01sβγ(1s)γα1(11zs)βds=ei(α+βγ+1)πzβn=0(β)nn!zn01sβγ+n(1s)γα1ds=ei(α+βγ+1)πzβn=0(β)nn!znΓ(βγ+1+n)Γ(γα)Γ(βα+1+n)=ei(α+βγ+1)πzβΓ(βγ+1)Γ(γα)Γ(βα+1)n=0(β)n(βγ+1)n(βα+1)nn!(1z)n=ei(α+βγ+1)πzβΓ(βγ+1)Γ(γα)Γ(βα+1)2F1(β,βγ+1;βα+1|1z)=ei(α+βγ+1)πΓ(βγ+1)Γ(γα)Γ(βα+1)y6
[5]f0の場合:
f0=0tα1(1t)γα1(1zt)βdt(s=tt1,t=ss1,dt=1(s1)2ds)=10(ss1)α1(1ss1)γα1(1zss1)β(1(s1)2)ds=01(eiπs1s)α1(11s)γα1(1(1z)s1s)β1(1s)2ds=ei(α+1)π01sα1(1s)βγ(1(1z)s)βds(|1z|<1)=ei(α+1)πn=0(β)nn!(1z)n01sα+n1(1s)βγ+11ds=ei(α+1)πn=0(β)nn!(1z)nΓ(α+n)Γ(βγ+1)Γ(α+βγ+n+1)=ei(α+1)πΓ(α)Γ(βγ+1)Γ(α+βγ+1)n=0(α)n(β)n(α+βγ+1)n(1z)nn!=ei(α+1)πΓ(α)Γ(βγ+1)Γ(α+βγ+1)2F1(α,β;α+βγ+1|1z)=ei(α+1)πΓ(α)Γ(βγ+1)Γ(α+βγ+1)y3
[6]f1zの場:
f1z=1ztα1(1t)γα1(1zt)βdt(s=1zt,t=1zs,dt=1zs2ds)=10(1zs)α1(11zs)γα1(1z1zs)β(dszs2)=ei(α+βγ+1)πz1γ01sβγ(1s)β(1zs)(αγ+1)ds=ei(α+βγ+1)πz1γn=0(αγ+1)nn!zn01sβγ+n(1s)βds=ei(α+βγ+1)πz1γn=0(αγ+1)nn!znΓ(βγ+n+1)Γ(1β)Γ(2γ+n)=ei(α+βγ+1)πz1γΓ(βγ+1)Γ(1β)Γ(2β)n=0(αγ+1)n(βγ+1)nΓ(2γ)nn!zn=ei(α+βγ+1)πz1γΓ(βγ+1)Γ(1β)Γ(2β)2F1(αγ+1,βγ+1;2γ|z)=ei(α+βγ+1)πΓ(βγ+1)Γ(1β)Γ(2γ)y2

L0y1=c61y5+c62y6の接続係数を求めよ。

正直この下の回答はあっている自信がないから再度修正します。

次の式を用いる。
(1110001001100e(γα)001e(γα)00e(α)10e(βα))(f01f11zf01zf0f1f1z)=0

連立方程式に出てくる成分の順番は解の番号の割り振り的には1,3,5,3,6,2の順で並んでいるので、行基本変形を用いて1,3,5列のみからなる行を一個作ればいい。
その方針で計算する。


ここの計算ですが...沼にはまりました。分かり次第追記します。

投稿日:2024125
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