問題
はを満たす複素数の定数とし,をでない実数の定数とする.複素数列を以下のように定義する.
ただし,虚数単位はとする.
- ,のとき,複素数平面上で点は同一円周上に存在することを示し,その円の中心と半径を求めよ.
- 複素数平面上で点が原点を中心とし,半径をとする円周上にあるような,を求めよ.
余話
一時期,たくさん複素数平面の問題を作っていました.というのも,当時,受けもっていた生徒さんが複素数平面を苦手としていたからです.この分野の問題を調べて扱っていく中で,痒い所に手が届くような問題が少ない(探しきれなかったともいう)と感じ,作成&出題を繰り返していました.自作問題あなぐらシリーズに複素数平面の問題が多いのはこのためです.誰も読んでないよとかいうのやめて
解答
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(1) 漸化式はゆえ.よって
よってが成立するので,点列は複素数平面上で中心,半径の円周上に存在する.
(2) 任意のに対してとなるような,を求めればよい.かつが必要だから,およびを用いて整理すると
第1式よりとおけるから,および第2式に用いて
よって,が必要.逆にこのとき,任意のに対してであることを示す.,のとき漸化式はで,から帰納的にが示される.よって,で十分であることが示された.したがって求めるものは,.