1978一橋大の問題
整式
ただし,
これは,私が初めて「数学的帰納法」に触れた問題です.
高校1年の1学期「剰余の定理」を学んだところで
解答に頓挫した私は学校の先生に質問にいって,
教科書「数学ⅡB」のここをマネしてやれと,
アドバイスをもらったというワケです.
整式といわず,多項式といういい方をすることにします.
[解1]「数学的帰納法」で
[証明]
[basis]
[induction step]
(ただし,
が成り立つと仮定する.
この仮定から,
よって,
[conclusion]
以上から,証明された.□□
上で確認したとおり,
以降,
[解2]「積の微分」で,
ここで,余りは高々2次の多項式なので,
商は多項式
さらに等式を微分して,
ここで,
これらから,
余りは,
よって証明された.□□
[解3]「2項定理」で,
余りは,
よって証明された.□□