先日、第9回すうがく徒のつどいが盛況のうちに終了しました。ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。
私は第4回から第9回までの計6回運営に携わっているのですが、ふと
「運営から見たつどいって需要あるのでは?」
と思い、第9回つどいを振り返る記事を書いてみることにしました。
後で運営から公式の開催報告が出るかもしれないので、ここでは既に公開されている情報だけ扱います。
記事の内容は私個人の意見であり、運営を代表するものではありません。
神戸大学大学院で修士2年(来年度は同大学院の博士課程に進学)をしている「いことんど」です。本名は上島晟宏(うえしま あきひろ)といいます。
だよ。「どんとこい」を逆から読んで「いことんど」です。
Twitterは
@ikotondo
です。
つどいには 第4回 から 第9回 までの計6回、運営として参加しています。
すうがく徒のつどいは、 web サイト にもある通り
すうがく徒のつどいは数学が好きな人が集まり、講演等を通して参加者同士の交流を深めることを目的として企画された会です。
という、数学好きの交流会です。
毎回、老若男女色んな方が来てくれています。
(正直、女性は少ないですが……。これについては
個人的な反省点と目標
で詳述します。)
対面とオンライン(Zoom)のハイブリッド開催をしています。
対面会場は全国各地の様々な場所で開催しています。
18講演(3部屋並行 × 6枠)
スケジュール
1講演平均で
3講演並行なので、1枠大体75人程が参加してくださっています。
懇親会には35名が参加してくださりました!
本当に大盛況で、一番交流が広がり、深まった時間だったのではないでしょうか。
懇親会の様子(Twitter)
交流会にも多くの方が参加してくださり、こちらも大盛況でした!
ホワイトボードや黒板を準備したので、懇親会の時よりも数学談義に花が咲いていましたね。
交流会の様子(Twitter)
先述の通り、1枠大体75人くらいの方が参加してくださいました。
え!!!めっちゃいっぱい!!!!!
嬉しい~~~~❣️❣️❣️❣️
中学生(高校生だったかも?)から社会人まで、数学をガチでやってる人から、趣味として楽しんでいる人や、他分野を軸にして数学に触れている人まで、本当に様々な方に参加していただきました。
ありがとうございます❣️❣️❣️
1日目最後の懇親会や、2日目昼の交流会も大盛況で、「数学好きの交流会」として、とても良い会になったと思います!
全18講演中9講演が入門枠でした!
実はこれまで入門枠が少ないことが課題で、今回から入門枠の制限を少し広げ、より詳細に定めるなどの工夫をしました(
第9回 講演者募集要項 入門枠の講演時間の前半分で仮定可能な前提知識
参照)。
その御蔭で、講演者の方が入門枠で講演するハードルが下がったのかな、と個人的には考えています。
ただ、「入門枠」というのは本来「聴講者が少ない前提知識で楽しめる講演」を目的としているので、聴講するハードルが上がってしまっていないかは少し心配です。(もしよければコメント等で教えてください!)
きちんと数えたわけではないのですが、初参加や初講演の方が多いように感じました。
嬉しい~~~~~❣️❣️❣️❣️
私自身も、初めて講演した方とお話してめちゃくちゃ楽しい話が聞けたので、本当に有意義な時間を過ごせました❣️
今後も新しい人が参加・講演しやすい会にして、数学好きの交流を広げられたらいいな❣️❣️
もし今回のつどいに参加して、「数学のイベントって楽しい!他のイベントにも参加したい!」となった方がいたら、つどいのTwitterで作成した 「数学系イベント」のリスト があるので、ぜひご活用下さい!
当日の準備不足で、ちょっと運営がバタバタしちゃいました……。
そのせいで初日の講演が15分遅れになったりして、皆様にもご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。
今回の反省を活かして、次回からは念入りに準備して当日に挑めるようにします!
前述の通り、つどいは「数学好きの交流会」を謳うイベントです。
数学が好きな女性は私の周りに沢山いますが、一方でつどいに対面参加者の中で女性の割合は非常に少ないです。今回も、私の把握する限り2名?3名?ほどしかおられません。
これでは「数学好きの交流会」を名乗るに不十分ではないでしょうか。
この状況から私は、女性が参加しづらいイベントになってしまっているのではないか、と危惧しています。
そのひとつの原因として、「対面参加者のほとんどが男性である」ということが挙げられると思います。男性ばかりの場所に女性が入っていくのは、心理的にかなり難しいでしょう。
つどいの参加者層から考えると、この記事を読んでくださる方には男性が多いと予想されるので、この問題についてもう少し言葉を尽くしてみます。
男性ばかりの場所に女性が入っていくのは、心理的にかなり難しい
このことは男性にとっては想像しづらいかもしれません。そこで逆に、「女性ばかりの場所に入っていく」ということを考えてみます。例えばデパートの婦人服店などです。「気まずい」と感じる男性が多いのではないでしょうか。
女性の場合は、人によっては気まずさに加えて、怖さを感じる方もいらっしゃると思います。
(なぜ怖いのかも書こうかと思ったのですが、踏み込みすぎかと思い直して、書かないことにしました。)
この「男性ばかりで入りづらい」というハードルを取り払うのが、喫緊の課題だと考えています。
ひとつの方法としては、女性にグループで参加してもらうことです。友人と複数人で参加してもらえれば、幾分か安心感もあるのではないかと思います。
「男性が多いイベントには参加しづらい……。」という女性に向けて、私の知っている女性の学生向けのイベントやそういったイベントの情報源をいくつか紹介します。
数理情報系 女子学部生サマーキャンプ
リンク先は2025年のwebページです。
数理情報系の大学に所属する女子学生を対象とした2泊3日のサマーキャンプを実施します。
本サマーキャンプでは、数理情報系の学部に在籍する女子学生が、同分野の大学院生や教員、さらに博士号取得後に社会で活躍している女性研究者と交流し、大学院進学や研究職を含むキャリアについて一緒に考えることを目的としています。数理情報系に在籍する仲間や卒業生が集う本キャンプでは、キャリアに関する話題に加え、大学生活などさまざまなテーマについて意見交換を行う予定です。
Rits女子数学交流会
リンク先は第2回のwebページです。
大学院生や就職した先輩方と気軽に交流できる会です!
研究や就活、教員採用試験や大学院進学など、進路について多様な背景を持つ先輩方から直接お話を聞けます。この会を通して数学を学ぶ仲間と繋がったり、進路のヒントを見つけたりする場にしていただければと思います。
Rits女子数学交流会は、私のお友達が企画・運営している会なので、個人的にとても応援しています。数学系の女性の学生の方は、ぜひ参加してみて下さい!
数学の魅力をたくさんの女子へ
をテーマに、女性の学生向けの情報を発信されています。
ところで、「他にも割合が少ない属性があるのに、なぜ女性だけ?」と思われた方もいらっしゃるかと思います。
私としては、他の属性の方も参加しやすくしたいと考えています。しかし私の周りにそういった方が少なく、状況が全くわかりません。そのため、まずは私自身が様々な属性の方が参加する数学のイベントに赴き、お友達を増やす段階であると考えています。
「すうがく徒のつどい」は、最初はTwitterの数学好きのオフ会から始まった交流会です。それが現在は、様々な方に参加していただける開けた会になっています。
これは、すうがく徒のつどいの存続にとっても良い変化だと考えていますが、それだけでなく、日本の数学界を盛り上げることにも繋がっていると考えています。
今後も、すうがく徒のつどいが日本の数学界が発展に寄与できるよう、全力を尽くしてまいります。
応援よろしくお願いいたします。
すうがく徒のつどいは、皆様からの寄付で開催されています。
もし本活動の趣旨にご賛同いただけるようでしたら、無理のない範囲でご支援をいただけますと幸いです。
詳しくは すうがく徒のつどい カンパのお願い をご覧下さい。
すうがく徒のつどいの運営は、学部生や大学院生を中心になり、社会人のメンバーがバックアップをするという体制で動いています。
若いメンバーが多いですし、滅多にない経験ができます。
よければ運営に参加してみませんか?
ご連絡お待ちしております!