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Mathlog tips: align環境等の高速記入法

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$$\newcommand{all}[1]{\left\langle#1\right\rangle} \newcommand{blr}[1]{\left[#1\right]} \newcommand{car}[1]{\left\{#1\right\}} \newcommand{di}[0]{\displaystyle} \newcommand{fr}[2]{\frac{#1}{#2}} \newcommand{lr}[1]{\left(#1\right)} \newcommand{ma}[1]{\(\di{#1}\)} \newcommand{Slash}[1]{\ooalign{\hfil$#1$\hfil\crcr\raise.167ex\hbox{/}}} \newcommand{test}[0]{\oalign{{X}\crcr{Y}}} $$

細かなMathlog tips。ご存知の方も多い気がしますが、知れば入力が速くなるので情報共有します。

Mathlog エディタの機能に補完があります。例えばalign環境

\begin{align}
...
\end{align}

を記述したい場合、"\b"まで書くと"\begin"が候補として一番上に表示されます。この状態でenter (or tab)を押せば

\begin{environment}
contents
\end{environment}

のように補完されます。上下2つの"environment"の部分がハイライトされており、両方同時に編集できるので、"a"を入力してenter (or tab)で補完すれば

\begin{align}
contents
\end{align}

となります。

で、"contents"の部分を編集するのですが、この状態では上下2箇所のカーソルが保たれたままになります。Escでは解除されません。マウス・タッチパッドでどこかをクリックすれば解除されますが、キーボードのみで操作が完結するとよいです。

それには"align"が補完されたのち、 tabを押せばいいです。すると"contents"の部分がハイライトされ編集可能になります。

この補完機能を使えば、align環境に式を入力するまでにかかるキー押下数は

$\hspace{1cm}$ "\"$\to$"b"$\to$ enter (or tab) $\to$ "a" $\to$ enter (or tab) $\to$ tab

の6で済みます。

もちろんalign環境以外でも同様です。大変便利な機能を実装してくださった運営の方々に感謝申し上げます。

おしまい。${}_\blacksquare$

投稿日:2023922

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bisaitama
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