訂正: 問題(12)の「最初の10桁」は「下10桁」の意図です。表現が曖昧であったため、ここに訂正します。
https://x.com/be35d6ec4df20a3/status/2094757610390237219
に載せています。
1枚目
2枚目
3枚目
ここで解きたい人のために空白を用意します。
nagoya
osaka
tokyo
| (1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) | (11) | (12) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 92 | 96 | 302 | 188 | 181440 | 992 | 114 | 808000 | 5765 | 59 | 146 | 6821414212 |
$\bmod 5$を考えることで$a,b$のいずれかは$5$の倍数である。入れ替えても同じなので$a$を5の倍数とする。$a,b$は奇数なので、可能な$a$は$5,15,25,35,45$のいずれかであるが、このうち実際に満たすのは$a=45$のみで、このとき$b=1$なので、入れ替えを考慮して$(a,b)=(45,1),(1,45)$より、求める値は$92$
$p=2,5$は条件を満たす。$p=3$は条件を満たさない。$p>5$では$p\equiv -1 \pmod {30}$であることを踏まえる。$p=29,59,89,...$を素数表をみながら順に試すと$p=89$で条件を満たすので、求める値は$96$
$(x,y)\to (x+5,y+7)$の操作回数を$a$、$(x,y)\to (x-2,y-3)$の操作回数を$b$とすると、
$$ 5a-2b=7a-3b=100$$
より$(a,b)=(100,200)$である。よって可能な組み合わせは${}_{300}C_{100}$通りであり、
$${}_{300}C_{100}=\frac{300!}{100!200!}=\frac{300\times ... \times 201}{100\times ... \times 1}\equiv \frac{(-7)\times ... \times (-106)}{100!}=\frac{106!}{6!100!}\equiv 302\pmod {307}$$
$x^3+3x-3=0$には$0< x<1$なる実数解が1つ存在するので、それを$u$とおく。解と係数の関係を繰り返し用いることなどで$s^7+t^7+u^7$が整数であることがわかるので、$0< u^7<1$より
$$\lfloor s^{7}+t^{7}\rfloor=s^7+t^7+u^7-1$$である。ここで、たとえばもとの方程式を用いると
$$ s^7=s(3-3s)^2=9(s^3-2s^2+s)=9(3-2s-2s^2)$$
であるので、$s+t+u=0,s^2+t^2+u^2=-6$より求める値は$188$
DEAD をまとめる。残りは$B,E,I,I,O,R,S,Y$なので、合計9個の対象の並べ替えであるが、2つの$I$の順序は区別しないため、$9!/2!=181440$通り。
$x=ab,y=bc,z=ca$とおく。$(x,y,z)$はすべての正の実数の組をとることに注意する。このとき、$3x^{-1}+y^{-1}+2z^{-1}=1$のもとで$3x+5y+7z$を最小化する問題を考えればよいが、コーシーシュワルツの不等式から
$$ 3x+5y+7z=(3x+5y+7z)\left(\frac{3}{x}+\frac{1}{y}+\frac{2}{z}\right)\geq (3+\sqrt{5}+\sqrt{14})^2$$
であり、等号成立も確認できるから最小値は$28+\sqrt{180}+\sqrt{280}+\sqrt{504}$より、求める値は$992$
$a=d(T), \ b=d(H)$とすると
$$ a< b,\quad d(a)=d(b),\quad \varphi(a)=\varphi(b)$$
である。$d(a)=d(b)=D$が素数の場合は$a,b$の素因数分解形を考えると不合理である。また、$T,H<1000$から、高度合成数等を調べるなどから$a,b<36$がわかる。よって$D<9$であることもわかるので、$D=4,6,8$のいずれかである。$n<36$で以下の表のようになる。
| $d(n)$ | 可能な$n$ |
|---|---|
| 4 | 6,8,10,14,15,21,22,26,33,34,35,27 |
| 6 | 12,18,20,28,32 |
| 8 | 24,30 |
これらについて$\varphi(n)$を比較すると
$$ (d(T),d(H))=(8,10),(21,26),(24,30)$$
である。$d(H)=26$は$H<1000$で起こりえない。また、$d(H)=30$となる$H<1000$は$H=720$のみであるが、このとき$[\sqrt{T}]=[\sqrt{H}]$から$0721\leq T\leq728$となりこの範囲に解はない。
よって$(d(T),d(H))=(8,10)$である。$[\sqrt T]=[\sqrt H]$ や $v_3(T)>v_3(H)$を用いれば$H=512,162$は除外できることを踏まえる。
$v_2(T)< v_2(H)$ より $H$ は偶数なので、$d(H)=10$により素数$q$で$H=16q$と書ける。ここで $d(T)=8$より、$T$の形は
$$ r^7,\qquad r^3s,\qquad rsu $$
のいずれかである。$T>H$と$\varphi(T)<\varphi(H)$を併用すると、$3^7$ 型や $3^3r,3r^3$ 型は不合理。よって$T=3rs$だが、このとき$T>H, \ \varphi(T)<\varphi(H)$から
$$ \frac{1}{4}(r-1)(s-1)+1< q<\frac{3}{16}rs \Rightarrow (r-4)(s-4)+4<0$$
なので$s=2$としてよい。よって$T=6r$と書ける。ここで$T,H<1000, \ \varphi(T),\varphi(H)<500$から、$[\sqrt{T}]=[\sqrt{H}], \ [\sqrt{\varphi(T)}]=[\sqrt{\varphi(H)}]$を踏まえ、$\varphi(T),\varphi(H)$は4の倍数だから
$$ 0< T-H\leq 60 , \ 0<\varphi(H)-\varphi(T)\leq 40$$
となるため$3<4q-r\leq 23, \ 0<3r-8q\leq 30$であり、左を3倍して右にたすと$9<4q\leq 99$より$q=3,5,7,11,13,17,19,23$のみが適する。
個別に素数$r$が$[\sqrt{6r}]=[\sqrt{16q}]$および$[\sqrt{2(r-1)}]=[\sqrt{8(q-1)}]$を満たすか確認すると$q=7$のみが適し、このとき$r=19$であるため$(T,H)=(114,112)$である。十分性は確認できるため求める値は$114$
放物線 $U:y=x^2$ 上の点を $F(t)=(t,t^2)$ と表す。$B,C$ における $U$ の接線はそれぞれ
$$ y=-6x-9,\qquad y=10x-25$$
であり、その交点は $(1,-15)$ である。これが直線 $AO$ 上にあるので、$A=F(-15)=(-15,225)$ である。ここで $P=F(p)$ とする。射影座標を用いて $X(t)=[1:t:t^2]$ と書くと、直線 $PF(t)$ は
$$ ptX−(p+t)Y+Z=0$$
と表される。
これらの直線を固定した直線 $X=0$ で切る。$PF(t)$ と $X=0$ の交点を $Q(t)$ とすると、$Q(t)=[0:1:p+t]$である。よって直線 $X=0$ 上の座標として第3成分を用いれば、
$PA,PB,PO,PC$に対応する座標はそれぞれ$p−15,p−3,p,p+5$となる。
一点を通る4直線の複比は、それらを同一直線で切った4交点の複比に等しいので、
$$ (PA,PB;PO,PC)=(p−15,p−3;p,p+5)=(−15,−3;0,5)=2$$
一方、同じ4直線を直線 $AC$ で切ると、それぞれ $A,S,T,C$ が得られるから、
$$ (A,S;T,C)=(PA,PB;PO,PC)=2$$
よって$|ST|^2=5$及び計算により$|AC|^2=40400$であることを用いると
$$ |AT|^2\times |SC|^2=4\times 5\times 40400 = 808000$$
盤面を$i+j$の偶奇で2色に塗り分けると、1回の$75\times75$回転について
であることを踏まえ、実はこの制約を満たす盤面はすべて実現可能であるので、求める組み合わせは$M=(2888!)^2/2$であり、特に$v_2(M)=2v_2(2888!)-1=5765$である。以下はすべて十分性の証明である。
$76\times76$ 盤面には $75\times75$ の部分盤面が4つあり、左上を $A$、右上を $B$、左下を $C$、右下を $D$ とする。ここで$K$は以下の操作を順に行う操作であるとする。
このとき、$K$について操作を追うと、以下がわかる。ただし$i$が縦、$j$が横である。
| 元のマス $(i,j)$ | $K(i,j)$ |
|---|---|
| $(0,0)$ | $(0,0)$ |
| $(1,75)$ | $(74,0)$ |
| $(2,0)$ | $(75,75)$ |
| $(75,75)$ | $(0,2)$ |
| $i=0,\ 1\le j\le75$ | $(75-j,1)$ |
| $i=1,\ 0\le j\le74$ | $(75,74-j)$ |
| $j=0,\ 3\le i\le75$ | $(0,78-i)$ |
| $j=75,\ 2\le i\le74$ | $(75-i,0)$ |
| $2\le i\le75,\ 1\le j\le74$ | $(i-1,j+1)$ |
表から、$2\leq m\leq73$について
$$
\begin{aligned}
(0,m)
&\to(75-m,1)\to(74-m,2)\to\cdots\to(1,75-m)\\
&\to(75,m-1)\to(74,m)\to\cdots\to(m-1,75)\\
&\to(76-m,0)\to(0,m+2)
\end{aligned}
$$
となる。また端では、
$$\begin{align}
(0,1)&\to(74,1)\to(73,2)\to\cdots\to(1,74)\to(75,0)\to(0,3)\\
(0,74)&\to(1,1)\to(75,73)\to(74,74)\to(73,75)
\to(2,0)\to(75,75)\to(0,2)\\
(0,75)&\to(0,1)
\end{align}
$$
となる。
以上から、$K$を繰り返したとき、
したがって、$L=2885\cdot2887$とすると、$\gcd(2885,2887)=1$より、$K^L$では長さ$2885,2887$の巡回部分はすべて元に戻る。
一方、$L\equiv2\pmod3$なので、$K^L$は
$$
(1,0),(75,74),(74,75)
$$
の3マスのみを循環させ、その他のマスをすべて固定する操作となる。
$i+j$が偶数である相異なる任意の2マスを含む3マスのみを循環させる操作が実現可能であることを示す。このとき操作を左右反転したものを考えると、もう一方も示せる。
先ほど得た$ (1,0)\to(75,74)\to(74,75)\to(1,0) $のみを循環させる操作を左右反転すると、
$$ a=(1,75),\qquad b=(75,1),\qquad c=(74,0) $$
のみを循環させる操作$T$が得られる。これらはいずれも$i+j$が偶数である。
$i+j$が偶数である相異なる任意の2マス $X,Y$ をとる。$X,Y$をそれぞれ$a,b$に移す操作 $R$ が実現できたとすると、
$$
R(X)=a,\qquad R(Y)=b
$$
である。ここで $Z=R^{-1}(c)$ とおき、$R,T,R^{-1}$ の順に操作する。このとき
$$
\begin{align}
X\to a\to b\to Y\\
Y\to b\to c\to Z\\
Z\to c\to a\to X
\end{align}
$$
となる。一方、$X,Y,Z$以外のマスは、$R$によって一度移動しても $T$ では動かされず、最後の $R^{-1}$ によって元に戻る。したがって、相異なる任意の2つの偶数色のマス $X,Y$ に対して、$X,Y$を含む3マスのみを循環させる操作を実現できる。
残るは、このような$R$が常に作れることを示せばよい。
$O=(0,0)$とする。$K$は$O$を固定し、それ以外の偶数色の$2887$マスを、繰り返すことですべて巡る。 また、左上の$75\times75$部分盤面を時計回りに90度回転する操作を$A$とすると、$A(O)=(0,74)$ である。よって任意の偶数色のマス$X$を$O$に移す操作を作ることができる。
実際、$X\neq O$なら、ある$m$について$K^m(X)=(0,74) $となるので、その後$A^{-1}$を行えばよい。$X=O$なら何もしなければよい。このような操作を$S_X$とする。 いま、相異なる偶数色のマス$X,Y$を$a,b$へ移したい。
$$ S_X(X)=O,\quad S_a(a)=O,\quad S_X(Y)\neq O,\quad S_a(b)\neq O$$
であるため、$K$は$O$以外の偶数色の全マスを巡るので、ある$m$について$K^m(S_X(Y))=S_a(b)$とできる。よって$R=S_a^{-1}K^mS_X$とすれば、
$$ R(X)=a,\qquad R(Y)=b $$
となる。
同じ色の任意の相異なる2マスを含む3マス循環を作れるなら、その色のマスについて任意の偶置換を実現できる。
まず、ある4点について任意の偶置換が可能であることを示す。
3点$a,b,c$を循環させる操作を1つとる。これら以外の点$x$をとり、$a,x$を含む3点循環を考える。それが$a,x,b$または$a,x,c$を含めば、この2つの3点循環から$a,b,c,x$上の任意の偶置換が生成できる。 そうでなければ、ある$y\notin\{a,b,c,x\}$について$(a,x,y)$が可能である。$(a,b,c)$を用いてこれを移すことで$(b,x,y)$も可能であり、 $$ (a,x,y)(b,x,y)^{-1}=(a,x,b) $$ となるので、やはり$a,b,c,x$上の任意の偶置換が可能である。
次に、ある$4$点以上の集合$S$について、$S$内の任意の偶置換が可能であるとする。$S$の外の点$x$を1つとり、$a\in S$について$a,x$を含む3点循環$(a,x,y)$をとる。 $y\in S$なら、$S$内の2点と$x$を含む3点循環が得られている。 $y\notin S$なら、$b\in S - \{a\}$をとる。$|S|\geq4$なので、$S$内の偶置換によって$a$を$b$に移すことができ、これを用いて$(b,x,y)$も作れる。
$$ (a,x,y)(b,x,y)^{-1}=(a,x,b) $$
より、やはり$S$内の2点と$x$を含む3点循環が得られる。ここで$|S|\geq4$より、$S$内の相異なる任意の2点$u,v$に対して、$S$内の偶置換によって$a,b$をそれぞれ$u,v$へ移せる。よって$(x,u,v)$を任意に作ることができる。 $S$内の3点循環と、$x$を含む3点循環をすべて作れるため、$S\cup\{x\}$上の任意の3点循環が可能である。任意の偶置換は3点循環の積で表せるので、$S\cup\{x\}$上の任意の偶置換が可能である。 以上を繰り返せば、その色の全$2888$マスについて任意の偶置換が可能である。
よって、
ため、制約を満たす任意の配置が実現可能である。
まず、$Q$は$\Gamma$上にあり、$UA=UQ$等が成り立つ。
$AV || BC$である。$AV$と$\Gamma$の$A$でない交点$Q'$が$Q$と一致することを示す。
$AC,BQ'$の交点を$E$とすると、角度計算から$\angle TPB=\angle AEB$なので、$A,P,B,E$は共円であり$\angle PBA=\angle PEA = \angle TCA$であるため、メネラウスの定理等を踏まえ
$$ AQ':BC=AE:EC=AP:PT=AU:BU$$
によりQ'は$UC$上にあるためよい。
$U,Q,B,T$及び$U,V,B,C$の共円から、角度計算により$\triangle TVB\sim \triangle BQC$を得るため$\angle TVB=\angle QCB=\angle ABC$から$\angle UVA=\angle UBV$である。ここで$U,Q,B,T$共円から$\angle AQB=\angle CQB$であるため$AB=BC$である。
ここで、$AB=a,AC=c$とする。$BC=QC$から、$UQ=TB$であることを踏まえる。
相似と方べきを用いた長さ計算により$BT=\frac{a^3}{c^2-a^2},AT=\frac{a^2c}{c^2-a^2}$である。また、トレミーの定理から$AQ=\frac{c^2-a^2}{a}$であり、よって$AQ || BC$より
$$ \frac{AQ}{UQ}=\frac{BC-AQ}{AB}\Rightarrow \frac{(c^2-a^2)^2}{a^4}=\frac{a-\frac{c^2-a^2}{a}}{a}\Rightarrow c^4-a^4-a^2c^2=0$$
であるため、長さ計算から
$$ AP=\frac{a^2}{c}, \ PT=\frac{a^4}{c(c^2-a^2)}$$
であるため$AP:PV=PT:PB$を踏まえ$AP^2=PT \ \Rightarrow c^2-a^2=c$
より、方程式を解けば$a^2=2+\sqrt{5}$を得るので、最小多項式は$(x-2)^2-5$であり、求める値は$59$
$n$は平方数なので、$n$の素因数$\ell$は$\varphi(n)d(n)$の素因数でもあるため、$\ell\in\{p,q,r\}$でなければならない。
よって$n=p^{2a}q^{2b}r^{2c}$と書ける。ただし$a,b,c$は$0$以上の整数である。また$\varphi(n)$は偶数なので$p,q,r$のどれかが$2$である。
$$\varphi(n)d(n)=p^2 2^r r^{p-1}$$
$n=2^{2b}r^{2c}$であり、$b,c>0$である。ここで
$$ x=2b+1,\qquad y=2c+1,\qquad t=v_2(r-1)$$
とおく。
$2$の指数を比較すると$x=r+2-t$を得る。$x$は奇数なので$t$は偶数であり、$t\geq2$から$x\leq r$である。また、$r$の指数を比較すると$p-1=y-2+v_r(x)+v_r(y)$であるから、$y\leq p$である。ここで$x$の素因数は$p,r$のみである。
このとき指数比較から$p=y+v_r(y), \ 2=v_p(r-1)+v_p(y)$であるために、$r\mid y$なら$y\leq p$より$r\leq p$である。一方$r\mid y$なら$v_p(y)=0$なので$p^2\mid r-1$となるが、$r\leq p$に反する。
したがって$r\nmid y$であり、$y=p$である。さらに$p$の指数を比較して$v_p(r-1)=1$である。$t=2$も踏まえると$r-1=4p$より
$$
r=4p+1,\qquad
n=2^{4p}(4p+1)^{p-1}.
$$
したがって、$p,4p+1$がともに素数なら、この形の$n$は実際に条件を満たす。
右辺における$p$の指数は$2$なので、$p^2\parallel n$である。すると$d(p^2)=3$より$3\in\{p,r\}$である。
以上より$q=2$では
$$
n=2025, \quad n=2^{4p}(4p+1)^{p-1}
$$
($p,4p+1$がともに素数の場合)によって尽くされる。
$$\varphi(n)d(n)=p^q q^2 2^{p-1}$$
$n=p^{2a}2^{2c}$であり、$a,c>0$である。ここで
$$ x=2a+1,\qquad y=2c+1,\qquad t=v_2(p-1)$$
とおく。$2$の指数を比較すると$y=p+1-t\leq p$であり、$p$の指数を比較すると$ q=x-2+v_p(x)+v_p(y)$なので$x\leq q+2$である。また、$x,y$の素因数は$p,q$のみである。
よって$q\nmid n$の場合は存在しない。
右辺における$q$の指数は$2$なので$q^2\parallel n$である。$d(q^2)=3$より
$$ 3\in\{p,q\}$$
である。
以上より$r=2$では
$$ n=35721$$
のみである。
$$\varphi(n)d(n)=2^q q^r r$$
$n=2^{2a}q^{2b}$である。$a=0$または$b=0$は指数比較から直ちに不可能なので$a,b>0$とする。ここで
$$ x=2a+1,\qquad y=2b+1,\qquad t=v_2(q-1)$$
とおく。$2$の指数を比較すると$x=q+2-t$である。$x$は奇数なので$t$は偶数であり、$t\geq2$から$x\leq q$である。$x$の素因数は$q,r$のみであり、右辺における$r$の指数は$1$なので、
$$ x=q\quad\text{or}\quad x=r$$
である。
よって$r\nmid n$の場合は存在しない。
右辺における$r$の指数は$1$なので$r^2\parallel n$である。$d(r^2)=3$より
$$ 3\in\{q,r\}$$
である。
$p=2$の場合には条件を満たす$n$は存在しない。
以上より、素数$p$で$4p+1$も素数となるもの全体を$\mathcal P$とすると、
$$ S={2025,35721}\cup \{2^{4p}(4p+1)^{p-1}\mid p\in\mathcal P\}. $$
ここで$d(2025)=15,d(35721)=21$であり、$p\in\mathcal P$について
$$ d\left(2^{4p}(4p+1)^{p-1}\right)=p(4p+1) $$
なので、$$\sum_{s\in S}\frac{1}{d(s)}=\frac1{15}+\frac1{21} +\sum_{p\in\mathcal P}\frac1{p(4p+1)}$$
である。以下、$p$は$p,4p+1$がともに素数となる素数を走るものとする。
$p>5$とする。$4p+1$も素数であることから、
であるため$p\equiv7,13,19\pmod{30}$に限られる。
そこでまず$p\leq200$についてこの合同条件を満たす素数は
$$
7,13,19,37,43,67,73,79,97,103,109,127,139,157,163,193,199
$$
であり、$p=3$も含めて$4p+1$が素数となるものを残すと
$$
p=3,7,13,37,43,67,73,79,97,127,139,163,193,199
$$
である。
したがって、がんばって$$
\frac4{35}
+\sum_{\substack{p\leq200}}\frac1{p(4p+1)}
\fallingdotseq 0.146839503$$
を得る。残りを評価する。$p>200$なら
$$ p=30k+r,\qquad r\in\{7,13,19\},\qquad k\geq7$$
と書ける。また、
$$
\frac1{p(4p+1)}
<
\frac1{4p^2}
<
\frac1{3600k^2}
$$
である。各$k$について候補は高々3つなので、
$$
\begin{aligned}
\sum_{p>200}\frac1{p(4p+1)}
&<
\frac3{3600}\sum_{k=7}^{\infty}\frac1{k^2}\\
&<
\frac3{3600}\int_6^\infty\frac{dx}{x^2}\\
&=
\frac1{7200}.
\end{aligned}
$$
したがって、
$$
0.146839503
<
\sum_{s\in S}\frac1{d(s)}
<
0.146839503+\frac1{7200}
<0.147.
$$
よって
$$
\left\lfloor1000\sum_{s\in S}\frac1{d(s)}\right\rfloor=146.
$$
$$
C_n=\prod_{j=1}^n(2^j-1),\qquad C_0=1
$$
とおく。以下の補題を示す。
$n$次以下の多項式$A$が
$$
A(0)=-1,\qquad A(2^k)=k\quad (1\leq k\leq n)
$$
を満たすなら
$$
A(2^{n+1})
=
n+1+(-1)^{n+1}C_n
\left(
2-\sum_{j=1}^n\frac1{2^j-1}
\right).
$$
このような多項式を$A_n$とし、$e_n=A_n(2^{n+1})-(n+1)$とする。
$A_n-A_{n-1}$は$0,2,2^2,\ldots,2^{n-1}$で$0$となるので、$A_n$の最高次係数を$a_n$とすると
$$
A_n(x)-A_{n-1}(x)
=
a_nx\prod_{j=1}^{n-1}(x-2^j).
$$
$x=2^n$を代入すると$a_n=-\frac{e_{n-1}}{2^{n(n+1)/2}C_{n-1}}$である。
$D_n(x)=A_n(2x)-A_n(x)-1$とすると$D_n(2^k)=0\qquad (1\leq k\leq n-1)$なので
$$ D_n(x)=\prod_{j=1}^{n-1}(x-2^j)(ux+v)$$
と書ける。
最高次係数を比較して$u=(2^n-1)a_n$より$D_n(0)=-1$から$v=(-1)^n2^{-n(n-1)/2}$である。
ここで$x=2^n$を代入すると$e_n=-(2^n-1)e_{n-1}+(-1)^nC_{n-1}$より、$e_n=(-1)^{n+1}C_nE_n$とすると、
$$
E_n=E_{n-1}-\frac1{2^n-1}
$$
$n=0$では$A_0=-1$より$e_0=-2$なので$E_0=2$である。したがって
$$
E_n
=
2-\sum_{j=1}^n\frac1{2^j-1}
$$
より示された。
$R(x)=P(2x)-P(x)$とする。$k=1,\ldots,19$について
$$
R(2^k)
=
P(2^{k+1})-P(2^k)
=
2(k+1)
$$
である。また$P$はモニック20次なので、$R$の最高次係数は$2^{20}-1$である。
ここで$H(x)=\prod_{k=1}^{19}(x-2^k)$とし、
$$
A(x)
=
\frac{R(x)-(2^{20}-1)xH(x)}2-1
$$
とする。
最高次項が打ち消されるため$\deg A\leq19$である。また、$A(0)=-1$であり、$k=1,\ldots,19$について
$$
A(2^k)
=
\frac{R(2^k)}2-1
=
k
$$
となるために補題を$n=19$に適用すると、
$$
A(2^{20})
=
20+C_{19}
\left(
2-\sum_{j=1}^{19}\frac1{2^j-1}
\right)
$$
である。よって
$$\begin{align}
P(2^{21})&=P(2^{20})+R(2^{20})\\
&= 420+2(A(2^{20})+1)+(2^{20}-1)2^{20}H(2^{20}) \\
&= 420+42+2C_{19}\left(2-\sum_{j=1}^{19}\frac1{2^j-1}\right)+2^{210}C_{20}\\
&= 2^{210}C_{20}+462+2C_{19}\left(2-\sum_{j=1}^{19}\frac1{2^j-1}\right)
\end{align}$$
であり、あとは$\bmod 10^{10}$で計算する。
まず$C_{19}=\prod_{j=1}^{19}(2^j-1)$について、積をとるたびに$10^{10}$で割った余りに置き換えて計算すると
$$ C_{19}\equiv4282593125\pmod{10^{10}}$$
より
$$ 4C_{19}\equiv7130372500\pmod{10^{10}}$$
である。また、$C_{20}=C_{19}(2^{20}-1)$より
$$ C_{20}\equiv86046875\pmod{10^{10}}$$
であり、$2^{210}\equiv3348609024\pmod{10^{10}}$なので
$$ 2^{210}C_{20}\equiv2112000000\pmod{10^{10}}$$
を得る。残る和について、$S_n=\displaystyle\sum_{j=1}^n\frac{C_n}{2^j-1}$とする。これを1項ずつ計算するのは大変なので、4項ずつまとめて計算する。
$x=2^n$とし、
$$
\begin{aligned}
Q(x)&=(2x-1)(4x-1)(8x-1)(16x-1)\\
&=1024x^4-960x^3+280x^2-30x+1,\\
T(x)&=960x^3-560x^2+90x-4
\end{aligned}
$$
とすると、$T(x)$は$Q(x)$の4つの因子から1つずつ除いた積の総和である。よって
$$
C_{n+4}=Q(2^n)C_n,\qquad
S_{n+4}=Q(2^n)S_n+T(2^n)C_n
$$
となる。
$(C_0,S_0)=(1,0)$から、この漸化式を$\bmod 10^{10}$で$n=0,4,8,12$について順に計算すると
$$
\begin{aligned}
(C_4,S_4)&\equiv(315,486),\\
(C_8,S_8)&\equiv(9923090075,1932406170),\\
(C_{12},S_{12})&\equiv(9092510875,5496322350),\\
(C_{16},S_{16})&\equiv(640286875,4894061250)
\end{aligned}
\pmod{10^{10}}
$$
最後の3項についても同様に、$Q_3(x)=(2x-1)(4x-1)(8x-1)=64x^3-56x^2+14x-1$、$T_3(x)=56x^2-28x+3$として計算すると
$$
S_{19}\equiv1210479375\pmod{10^{10}}
$$
を得る。よって
$$\begin{align}
P(2^{21})
&\equiv2112000000+462+7130372500-2\cdot1210479375\\
&\equiv6821414212\pmod{10^{10}}
\end{align}$$
であるため、求める値は$6821414212$である。