あいさつ
んちゃ!
今回は類似をオリジナルで作成し考察を行っていきます。
シリーズものにしていくつもりです。
よろしくお願いいたします。
概要:本記事では以下の事を記述いたします。
- 最初に独自で発見した類似の定義およびその周辺の記号の用法について説明
- 後半では見つけた類似を用いて超幾何関数を改めて定義し応用できないか考察する。
q-類似
類似の定義はこれだけです。だけどこれだけだと色んな類似が考えられるよね。
そこで、僕は次の様な類似を考えてみます。
実験
[1]そもそもYANAの類似は類似なのか?
[2]この数に関する微分って何よ?例えば何も言ってないのと同じだけど適当なを用いて次の様な微分を考える。ただし、
[3]例えばとしてみたらどうかな?
おっ!これは良さそう!この微分を採用しよう。
YANA微分
任意のを用いてYANA微分を定める。
ちなみにYANA微分はの時は通常の微分と一致する!
YANAの階乗
任意の自然数およびに対して以下の様な記号を定義しYANAの階乗と呼ぶ。
ただし、の場合は
の様に略記する。
また、便宜上の場合はとする。
YANAの二項係数
任意の自然数およびに対して以下の様な記号を定義しYANAのに項係数と呼ぶ。
ただし、の場合は
の様に略記する。
YANAのポッホハマー記号
任意の複素数、自然数およびに対して以下の様な記号を定義しYANAのポッホハマー記号と呼ぶ。
ただし、の場合は
と略記する。
また、便宜上の場合はとする。
具体例
実験
こいつが一応ちゃんと数になっているか確認してみよう。なので確かに成り立っている。YANAの階乗、二項係数およびポッホハマー記号を計算せよ。
[1]次の様に記号を定める。
すると
[2]書き直す
[3]
ここまでは順調に一般化できていますね。
しかし、ここから問題が発生します。YANAの超幾何関数をGaussの超幾何微分方程式を満たすようにするにはどうすればいいでしょうか?
次回はこれについて考察していきます。
ばいちゃ!