トポロジーを使って, 代数学の基本定理の証明をしてみたいと思います。
この定理を代数学の基本定理というのであった。すなわち, 定数多項式でない複素係数の
以降
とします。
とすると,
この2つの定理の証明は今回はしないが, 例をひとつ挙げよう。
で定めると,
で, そして
である。
が成り立つとする。
が, この(i), (ii), (iii)をすべて満たすとする。そうすると,
で定めることができ,
と定めれば,
であるからである。次に,
で定めると, 実は,
が成り立つ。ところが,
である。これは矛盾である。したがって, 背理法から, 代数学の基本定理が示された。
なので,
つまり
である。
である。
が成り立つ。よって, 任意の
この
で定めることができ, 写像
で定めると,
なので,
ある程度トポロジーが分かっている人向けの内容になってしまった。本当は, ホモトープとかもっと前のとこから話さないといけなんだけどな...