また対数素微分ldを次のように定義する。
以下の関係式は明らか。
素微分友愛数とは、
となる自然数の組
今のところ、素微分友愛数となるのは自明な
素微分友愛数である自然数
両辺をnで割れば、
さて、
そこで、
とおく。すると関係式
と書ける。
対して、
式
両辺が整数であり、
つまり整数
これにより、2組の関係式を得られる。
の場合は、大小関係から かつ が成り立つので、等式が成り立つならば が分かり、これは素微分完全数に対応する。
の場合を考える。 であったから、 との間には以下の関係が成り立つ。
これを変形し、
等式より、ある正の整数(t)が存在して、
とできて、
の二つの式ができる。
(6)を素微分すると、(7)に等しくなることから、として、式 を適用し、
正の整数に対して、 であるため、 は不適。
残るは
の場合である。この場合、 であることも分かるので
式に代入して、 は互いに素であったので、 と は互いに素。
証明終
・素微分友愛数
つまり、どんな素数
もっといい方法あるかも