あくまでも個人の体感ですが,$3$完$1$半は狙えるのではと思いました.$4$は本当に難しいですが,それ以外はきっちり取っていきたいです.
どこから手をつけたら良いのかはさっぱりです.一般の$n$について愚直に証明するのは難しいので,手間がかかることを承知で数学的帰納法を狙います.
$c_n=2^NA_nS_n$とします.$n=1$のときは明らかです.$n=k$のときに成立を仮定します.ここで直面する問題が$A_{k+1}$です.$k$が奇数ならば$A_{k+1}=A_k$,$k$が偶数ならば$A_{k+1}=(k+1)A_k$となるので,まずは偶奇で場合分けを実行します.
$A_{k+1}=A_k$より,
$$\begin{align*}
A_{k+1}S_{k+1}=A_kS_k+\dfrac{A_k}{k+1}
\end{align*}
$$
$N_m=[\log_2n]$とします.
$N_{k+1}=N_k+1,k+1=2^{N_{k+1}}$となります.
よって,$$c_{k+1}=2c_k+A_k$$
これは奇数です.
$N_{k+1}=N_k$です.
$k+1$は$2^{N_k}A_k$の約数なので,$$\dfrac{2^{N_k}A_k}{k+1}=2l\;(l\in \mathbb{N})$$
となるので
$$c_{k+1}=c_k+2l$$
これは奇数です.
$A_{k+1}=(k+1)A_k,N_{k+1}=N_k$です.よって,
$c_{k+1}=(k+1)c_k+2^{N_k}A_k$
これは奇数です.
$k+1$でも上手くいったので,数学的帰納法成立です.