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高校数学解説
文献あり

【20/38】韓国の共テ模試を解いてみよう【2025学年度6月】

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どうも! ITetsuYKです。はじめまして、またはお久しぶりです。
私は韓国に住んでいる一般大学生なんですが、ゆえに韓国の共テに割と興味があるんですよね。すでに受けている身でもありますが。

てなわけで、今年の6月模試を解いてみようではないかと。思ったわけでございます。解きます。はい。

韓国の共テは1~22番の『数学Ⅰ』・『数学Ⅱ』から出題される共通問題と、23~30番の選択問題があります。文系は大体『確立と統計』の問題を、理系は大体『微積分』の問題を解きます。『幾何』という科目もありますが(日本の数B後半に相当)……。まぁほぼ選ばないです。

この文書では『幾何』から出題される問題を除く全問題を私YKが解いていきます。選択科目では『確立と統計』をPS、『微積分』をCCとナンバリングしています。解説用として書いているので、ちょっと文章が固いときがあるかも。

まぁ御託は置いておいて、早速やっていきましょう。本来「?」で終わる問題は選択式ですが、めんどくさいので全部叙述型にしてあります。

ちなみにまだ全然途中ですがモチベの関係上とりあえず一回上げておきます。


1. 数学Ⅰ:指数と対数(2点)

(5253)32の値は?

(5253)32=(52513)32=(5×2513)32={5×(52)13}32=(5×523)32=(513)32=512=5.


2. 数学Ⅱ:微分係数/多項関数の微分法(2点)

関数f(x)=x2+x+2に対しlimh0f(2+h)f(2)hの値は?

(i:愚直に代入して解く)
limh0f(2+h)f(2)h=limh0{(2+h)2+(2+h)+2}{22+2+2}h=limh0h2+5hh=limh0(h+5)=5.

(ii:微分したのち代入する)
f(x)=2x+1(+0)なので
limh0f(2+h)f(2)h=f(2)=2×2+1=5.


3. 数学Ⅰ:級数(3点)

数列{an}に対してk=15(ak+1)=9でありa6=4であるとき、k=16akの値は?

k=15(ak+1)=k=15ak+k=15+1=k=15ak+5=9であるためk=15ak=95=4である。なので
k=16ak=k=15ak+a6=4+4=8.


4. 数学Ⅱ:関数の極限(3点)

関数y=f(x)のグラフが以下の図に描かれている。
4番 4番
limx0+f(x)+limx1f(x)の値は?

〈記号〉
aへの関数fの左側極限がL1、右側極限がL2であることをそれぞれlimxaf(x)=L1limxa+f(x)=L2と表す。

limx0+f(x)+limx1f(x)=2+1=3.


5. 数学Ⅱ:多項関数の微分法(3点)

関数f(x)=(x21)(x2+2x+2)に対してf(1)の値は?

展開するより積の微分法を使ったほうがマシ。
f(x)={(x21)}(x2+2x+2)+(x21){(x2+2x+2)}=2x(x2+2x+2)+(x21)(2x+2)
なのでf(1)=2(1+2+2)+(11)(2+2)=10.


6. 数学Ⅰ:三角関数(3点)

π<θ<32πであるθに対してsin(θπ2)=35であるとき、sinθの値は?

y=sinxy=cosxのグラフから全ての実数αに対してsin(απ2)=cosαと分かるので、sin(θπ2)=cosθ=35、またπ<θ<32πよりsinθ<0なので
sinθ=1cos2θ=1925=45.


7. 数学Ⅱ:導関数の応用(3点)

xに対する方程式x33x29x+k=0の互いに違う実数解の個数が2になるようにする全ての実数kの値の和は?

互い次違う実数解の個数が2ということは1個の解が重解ということ。なら一つの実数αf(α)=f(α)=0が成立しなければならない。

f(x)=3x26x9=3(x3)(x+1)
なのでf(x)x=3またはx=1であるとき0

(i) α=3
f(3)=273×329×3+k=k27=0,k=27.

(ii) α=1
f(1)=13×19×(1)+k=k+5=0,k=5.

ゆえに答えは27+(5)=22.


8. 数学Ⅰ:等比数列:3点

a1a2<0である等比数列{an}に対して
a6=16,2a83a7=32
であるとき、a9+a11の値は?

初項をa、公比をrとする。なら
{ar5=16(1)2ar73ar6=ar6(2r3)=32(2)
という連立方程式を立てることができ、(2)に(1)を代入すると
16r(2r3)=32,2r23r+2=(2r+1)(r2)=0,r=12 または r=2
となるが、a1a2=a2r<0からr<0なのでr=12である。

これを(1)に代入するとar5=a×(12)5=a32=16,a=29となる。

なので
a9+a11=ar8+ar10=ar8(1+r2)=(2)9×(12)8×{1+(12)2}=2×54=32.


9. 数学Ⅱ:関数の連続(3点)

関数
f(x)={x12(x<0)x2+3(x0)
に対し、関数{f(x)+a}2が実数全体の集合で連続であるとき、定数aの値は?

〈記号〉
ABより等しいか大きいことをABと表す。等しいか小さいことも同様、ABと表す。

limx0{f(x)+a}2=limx0(x+a12)2=(a12)2,limx0+{f(x)+a}2=limx0+(a+3x2)2=(a+3)2
なので{f(x)+a}2が実数全体で(特にx=0で)連続になるようには(a12)2=(a+3)2である必要がある。

実数A,B,Cに対し|AB|ABの間の距離を意味し、ABの間の距離、そしてBCの間の距離が同じならBは線分ACの中点なので

(a12)2=(a+3)2|a12|=|a+3|a=12×(123)=54.


10. 数学Ⅰ:三角関数の応用(4点)

次の条件を満たす三角形ABCの外接円の面積が9πであるとき、三角形ABCの面積は?

(ア) 3sinA=2sinB
(イ) cosB=cosC

外接円の面積が9πなら、その半径は3となる。

A,B,Cの対応辺をそれぞれa,b,cとすれば正弦法則によりasinA=bsinB=csinC=6が成立する。

cosB=cosCならB=Cなので(cosxは区間(0,π)で一対一対応であるため)b=cとなり、これの値をdとする。また、B=Cの値をθとする。

であるならば、以下の等式が成立する。
asinA=dsinθ=6,sinθ=d6

また、3sinA=2sinθよりsinA=23sinθであるため、上記の等式を次のように書くことができる。
a(2/3)sinθ=dsinθ=632a=d=6sinθ

B=CからBCともにπ/2以下、つまりcosBcosCの両方の値が0以上であることは明白であるため、cosθ=1d236となり、a=23dであるため余弦法則により
cos2θ=1d236=(a2+b2c22ab)2=[{(2/3)d}2+d2d22{(2/3)d}d]2=19d236=89d=42,a=832,sinθ=232
となる。なので
ABC=12absinC=12adsinθ=12×832×42×232=3292.


11. 数学Ⅱ:微分係数(4点)

最高次項の係数が1でありf(0)=0である三次関数f(x)
limxaf(x)1xa=3
を満たす。曲線y=f(x)の上の点(a,f(a))での接線のy切片が4であるとき、f(1)の値は?
(ただし、aは定数である。)

limxaf(x)1xa=3であることはこの極限が00不定形を持つことを意味するため、f(a)1の値が0となると言える。なのでf(a)=1。また、これより
limxaf(x)1xa=limxaf(x)f(a)xa=f(a)=3
であることが分かる。なので点(a,f(a))で引いた曲線y=f(x)の接線lは以下のような方程式で表すことができる。
l:y=3(xa)+1

ここで曲線ly切片が4ならlx=0,y=4を代入しても等式が成立しなければならないので
4=3(0a)+1=13a,a=1.

関数f(x)f(x)=x3+bx2+cx+dとすればf(0)=d=0であり、f(x)=3x2+2bx+cであるためf(1)=1,f(1)=3から
{(1)3+b(1)2+c(1)=bc1=13(1)2+2b(1)+c=c2b+3=3{bc=2c=2bb2b=b=2{b=2c=4
であることがわかる。なのでf(x)=x32x24xであり、f(1)=5.


12. 数学Ⅰ:指数関数・対数関数(4点)

下の図のように曲線y=12xの上の第1象限にある点Aを通りy軸に平行である直線が曲線y=2xと交わる点をBとする。点Aを通りx軸に平行である直線が曲線y=2xと交わる点をC、点Cを通りy軸に平行である直線が曲線y=12xと交わる点をDとする。AB=2CDであるとき、四角形ABCDの面積は?
12番 12番

〈記号〉
線分ABABと表す。

便宜上、任意の点Rx座標、y座標をそれぞれx(R),y(R)とする。公式的な記号ではないので注意。

DからAまでのxの変化率、yの変化率をそれぞれΔx1,Δy1とし、点CからBまでのxの変化率、yの変化率をそれぞれΔx2,Δy1とする。ならΔx1=Δx2、そしてΔy2=2Δy1が成立する。

x(C)=x(D)の値をax(A)=x(B)の値をbとする。ならy(A)=y(C)Δy2=2Δy1から
{2a=12b2b2a=2{(12b)(12a)}=21a21b{2a=12b2b(1+212b)2a(1+212a)=02b(1+212b)(12b){1+2(12b)2}=0

2bBとする。ならB>0であり、2a=11=0を満たす実数aは存在しないのでB1である。
1B(1+2B2)(1B){1+2(1B)2}=1+2B2B(1B)2+21B=(1B)(1+2B2)B(B22B+3)B(1B)=1B+2B22B3B3+2B23BB(1B)=3B3+4B24B+1B(1B)=0
となる。これの式をP(B)Q(B)=0として、P(B)のみを考慮するとP(13)=327+4943+1=0なのでP(B)(3B1)を因数として持つ。これを因数分解すると(過程は省略、組立所法を利用)P(B)=(3B1)(B2B+1)なのでP(B)=0の解はB=13となる。(B2B+1)=0は判別式D14<0であるため実数解はない。

B=2b=1/3=31なのでb=log23である。2a=12bから2a=113=23,a=1log23

ABCDは台形であるため、AB,CD,ACの長さでABCDの面積を求めることができる。
AC=ba=2log231,CD=2b2a=323=73,AB=12CD=76
なので
ABCD=12×(AB+CD)×AC=12×72×(2log231)=72log2374.


13. 積分の応用(4点)

曲線y=14x3+12xと直線y=mx+2、およびy軸に囲まれた領域の面積をA、曲線y=14x3+12xと二つの直線y=mx+2x=2で囲まれた領域の面積をBとする。BA=23であるとき、定数mの値は?(ただし、m<1である。)
13番 13番

関数f,gf(x)=14x3+12x,g(x)=mx+2とする。また、xに対する方程式f(x)=g(x)の解をαとする。fは常に増加、gは常に減少関数であるためαは唯一の実数として存在する。

A=0α{g(x)f(x)}dx,B=α2{f(x)g(x)}dx
であるため、
BA=α2{f(x)g(x)}dx0α{g(x)f(x)}dx=α2{f(x)g(x)}dx+0α{f(x)g(x)}dx=02{f(x)g(x)}dx(1)
と言える。

(1)がBA=23と同値であることを用いると
02{f(x)g(x)}dx=02{(14x3+12x)(mx+2)}dx=02{14x3(m12)x2}dx=[x41614(2m1)x22x]02=1(2m1)4=2m+3=23,m=76.


14. 数学Ⅰ:対数関数(4点)

次の条件を満たすすべての自然数kの値の和は?

log2n2+10n+75log4(75kn)の値が正の数になるようにする自然数nの個数が12である。

対数関数・無理関数の定義域によるnの範囲を考える。nは自然数であるため、n>0を基本前提として考える。
{n2+10n+75=(n+5)(n15)>075kn>0{0<n<15(1)n<75k(2)

log2n2+10n+75log4(75kn)>012log2(n2+10n+75)>12log2(75kn)n2+10n+75>75knn2(k+10)n<00<n<k+10(3)

(1), (2), (3)をすべて満足するkの範囲(4)を定めるため、k+1075k、そして15の大小関係を考える。

(i) k+10<150<k<5
(i-a) 75k<k+10
この条件を満たすkの範囲を計算するとk2+10k75<010<k<5なので(i)の条件を完全に含む。なのでこの条件下で(4)をすべて満たすn0<n<k+10となり、これが12個であるにはk=3である必要がある。\

(i-b) 75k=k+10
この条件を満たすkの値は5だが、この場合(4)は0<n<15となるため問題の命題を満たさない。なので、この条件は考慮しない。
(i-c) 75k>k+10
この条件を満たすkの範囲はk>5であるが、(i)の条件との共通区間がない。なので、この条件は考慮しない。

(ii) k+10>15k>5
(ii-a) 75k>k+10
この条件を満たすkの範囲はk>5であるが、これは(ii)の条件と一致する。このとき(4)は0<n<k+10となるが、k>5ならこれを満たす自然数nは14個以上であるため問題の命題を満たさない。

(ii-b) 15<75k<k+10
k>5なら15k>75,15>75kなのでこの条件は生まれない。

(ii-c)75k<15
この条件を満たすkの範囲はk>5であるが、これは(ii)の条件と一致する。このとき(4)は0<n<75kとなるが、これを満たす自然数nの数が12になるには12<75k137513=51013k<7512=614である必要があるため、自然数k=6

なのでkは3または6であり、これらの和は9.


15. 数学Ⅱ:導関数・定積分の応用(4点)

最高次項の係数が1である三次関数f(x)と定数k(k0)に対し関数
g(x)={2xk(xk)f(x)(x>k)
が次の条件を満たす。

(ア) 関数g(x)は実数全体の集合で増加し、微分可能である。
(イ) 全ての実数xに対して
0xg(t){|t(t1)|+t(t1)}dt0であり、
3xg(t){|(t1)(t+2)|(t1)(t+2)}dt0である。

g(k+1)の最小値は?


16. 数学Ⅰ:対数関数(3点)

方程式log2(x+1)5=log12(x3)を満たす実数xの値を求めよ。

log2(x+1)5=log2(x+1)log232=log2x+132,log12(x3)=log21(x3)=log2(x3)1=log21x3.x+132=1x3,(x+1)(x3)=32,x22x35=0,
x=5 または x=7.
ただし、底の条件によりx3>0x>3なのでx=7.


17. 数学Ⅱ:多項関数の積分法(3点)

関数f(x)に対しf(x)=6x2+2でありf(0)=3であるとき、f(2)の値を求めよ。

f(x)=f(x)dxC=2x3+2x+C,f(0)=C=3,
f(2)=2×23+2×2+3=23.


18. 数学Ⅰ:数列・級数(3点)

k=19(ak210k)=120であるとき、定数aの値を求めよ。

k=19(ak210k)=ak=19k210k=19k=a×9×10×(2×9+1)610×9×102=(19×15a)450=120.
両辺を15で割ると
19a30=8,a=2.


19. 数学Ⅱ:導関数・定積分の応用(3点)

時刻t=0であるとき原点を出発し、数直線の上を動く点Pの時刻t(t0)での速度v(t)
v(t)={t2+t+2(0t3)k(t3)4(t>3)
である。出発した後点Pの運動方向が二番目に変わる時刻での点Pの位置が1であるとき、正の実数kの値を求めよ。

時刻tでの点Pの位置をx(t)とすればx(t)=v(t)が成立するが、t2+t+2=0を満たす正の実数t2のみであるため、2番目に運動方向が変わる時刻、つまりx(t)が二番目の極値を持つ時刻t0は区間[0,3]では存在しないが、t>3に対してv(t)は常に増加し、limt3+v(t)=4<0なのでt0は区間(3,)で存在する。(区間の表記法に関しては20番の〈記号〉を参照願う。)

x(t)の一般式を求める。x(t)は全ての実数tで連続でなければいけないのでlimt3x(t)=limt3+x(t)を成立させる実数C0に対し
x(t)={0t(s2+s+2)ds(0t3)0t{k(s3)4}ds+C0(t>3)={13t3+12t2+2t(0t3)k(12t23t)4t+C0(t>3)
である。limt3x(t)=limt3+x(t)を用いてC0の値を求めると
9+92+6=k(929)12+C032=C01292kC0=12(27+9k)=92(k+3)
となる。x(t)の式をまとめると
x(t)={13t3+12t2+2t(0t3)k(12t23t)4t+92(k+3)(t>3)
である。t0の値はv(t0)=0からt0=3+4kなので、t0>3、またx(t0)=1から

x(t0)=k{12(3+4k)23×(3+4k)}4×(3+4k)+92(k+3)=12k{(3k+4)26k(3k+4)}1216k+92k+272=12k(9k216)+92k16k+32=8k+32=1,k=16.


20. 数学Ⅰ:三角関数(4点))

5以下の二つの自然数a,bに対して開区間(0,2π)で定義された関数y=asinx+bのグラフが直線x=πと交わる点の集合をAとし、二つの直線y=1,y=3と交わる点の集合をそれぞれB,Cとする。n(ABC)=3になるようにするa,bの順序対(a,b)に対しa+bの最大値をM、最小値をmとするとき、M×mの値を求めよ。

〈記号〉
開区間a<x<b(a,b)と表し、閉区間axb[a,b]と表す。片方に=がなくとも同様に表す。
また、区間x>c(c,)のように、xd(,d]のように表す。=の有無が切り替わっても同様。


21. 数学Ⅱ:多項関数の微分法(4点)

最高次項の係数が1である四次関数f(x)と次の条件を満たす。

(ア) f(a)0である実数aの最大値は2である。
(イ) 集合{x|f(x)=k}の要素の個数が3以上になるようにする実数kの最小値は83である。

f(0)=0,f(1)=0であるとき、f(3)の値を求めよ。


22. 数学Ⅰ:数列(4点)

数列{an}
a2=a1
であり、n2であるすべての自然数nに対して
an+1={ann×an(nが自然数でありan>0である場合)an+1(その以外の場合)
を満たす。a15=1になるようにするすべてのa1の値の積を求めよ。

a15=a14+1==a10+5である。

(i) a90の場合を考える。

ならa15=a10+5=a9+6==a5+10なので、

(i-a) a40の場合は

a15=a5+10=a4+11==a2+13=a1+13=1であるため、この場合のa1の値は12である。
このときの数列{an}{12,12,11,10a4,9,8,7,6,5a9,4,3,2,1,0,1a15,}なので条件との矛盾もない。

(i-b) a4>0の場合は

a15=a5+10=a42a2+10=a32a2+11=12a2=12+a1=1であるため、この場合のa1の値は11である。このときの数列{an}{11,11,12,13a4,9,8,7,6,5a9,4,3,2,1,0,1a15,}
なので条件との矛盾もない。

(ii) a9>0の場合を考える。

ならa15=a10+5=a93a3+5==a53a3+9なので、

(ii-a) a40の場合は

a15=a53a3+9=a43a3+10であるが、a4=a3+1に注目すると
a15=a43a3+10=a43(a3+1)+7=2a4+7=1
からa4=3>0であることがわかり、これは条件との矛盾を起こす。なのでこの場合ではa15=1とさせるa1の値は存在しない。

(ii-b) a4>0の場合は

a15=a53a3+9=a42a23a3+9=2a32a2+10=4a2+8=4a1+8=1
なのでこの場合のa1の値は74である。
このときの数列{an}
{74,74,114,154a4,14,54,94,134,174a9,4,3,2,1,0,1a15,}
なので条件との矛盾もない。

これらの過程からa1の値は12, 11, 74であり、これらの積である答えは231である。


23. 確率と統計:場合の数(点)

四つの数字1,1,2,3をすべて一列に並べる場合の数は?


24. 確率と統計:確率の演算(3点)

二つの事象A,Bは互いに排反事象であり、
P(AC)=56,P(AB)=34
であるとき、P(BC)の値は?

〈記号〉
事象Qの余事象をQCと表す。


25. 確率と統計:二項展開(3点)

多項式(x22)5の展開式でのx6の係数は?


26. 確率と統計:確率(3点)

文字a,b,c,dの中で重複を許可し4個を選び一列で並べて作ることのできるすべての文字列の中で任意で一つを選ぶとき、文字aが一つだけ含まれるか文字bが一つだけ含まれた文字列が選ばれる確率は?


27. 確率と統計:場合の数(3点)

1から6までの自然数が一つずつ書いてある6個の椅子が置いてある。この6個の椅子を一定の間隔を置いて円形に並べるとき、両隣の椅子に書いてある数の和が11にならないように並べる場合の数は?
(ただし、回転して一致するものは同じものと見なす。)
PS 27番 PS 27番


28. 確率と統計:条件付き確率(4点)

机に置いてある4個の硬貨に対して次の試行をする。

4個の硬貨のうち、任意で一つの硬貨を選び一回裏返す。

最初に3個の硬貨は表が見えるように、1個の硬貨は裏が見えるように置いてある。上記の試行を5回繰り返した後4個の硬貨が総て同じ面が見えるように置いてあるとき、すべて表が見えるように置いてある確率は?

(図省略)


29. 確率と統計:確率(4点)

40個のボールが入っている袋がある。それぞれのボールは白いボールか黒いボールの中の一つである。

この袋から任意で2個のボールを同時に取り出すとき、白いボール2個を取り出す確率をp、白いボール1個と黒いボール1個を取り出す確率をq、黒いボール2個を取り出す確率をrとする。p=qであるとき、60rの値を求めよ。(ただし、p>0である。)


30. 確率と統計:場合の数:関数の個数(4点)

集合X={2,1,0,1,2}に対して次の条件を満たす関数f:XXの個数を求めなさい。

(ア) Xの全ての要素xに対してx+f(x)Xである。
(イ) x=2,1,0,1であるときf(x)f(x+1)である。


23. 微積分:数列の極限(2点)

limn(12)n+(13)n+1(12)n+1+(13)nの値は?


24. 微積分:陰関数の微分法(3点)

曲線xsin2y+3x=3の上の点(1,π2)での接線の傾きは?


25. 微積分:関数の極限(点)

数列{an}
n=1(an3n2n2n2+1)=2
を満たすとき、limn(an2+2an)の値は?


26. 微積分:数列の極限(3点)

正の数tに対して曲線y=ex21(x0)が二つの直線y=t,y=5tと交わる点をそれぞれA,Bとし、点Bx軸に下ろした垂線の足をCとする。三角形ABCの面積をS(t)とするとき、limt0+S(t)ttの値は?
CC 26番 CC 26番


27. 微積分:導関数の応用(3点)

定数a(a>1)と実数t(t>0)に対して曲線y=ax上の点A(t,at)での接線をlとする。点Aを通り直線lに垂直である直線がx軸と交わる点をB, y軸と交わる点をCとする。ACABの値がt=1で最大であるとき、aの値は?


28. 微積分:関数の連続・導関数(4点)

関数f(x)
f(x)={(xa2)2ex(xa)e2a(xa)+4ea(x<a)
であるとき、実数tに対しf(x)=tを満たすxの最小値をg(t)とする。

関数g(t)t=12でのみ不連続であるとき、g(f(a+2))g(f(a+6))の値は?
(ただし、aは定数である。)


29. 微積分:関数の連続・微分可能性(4点)

関数f(x)=13x3x2+ln(1+x2)+aaは定数)と二つの正の数b,cに対して関数
g(x)={f(x)(xb)f(xc)(x<b)
は実数全体の集合で微分可能である。

a+b+c=p+qln2であるとき、30(p+q)の値を求めよ。

(ただし、p,qは有理数であり、ln2は無理数である。)

記号
自然対数関数、つまり底がネイピア数e=limx0+(1+x)1/xである対数関数logexlnxと表す。


30. 微積分:数列の極限(4点)

関数y=x10のグラフと関数y=tanxのグラフが交わるすべての点のx座標を小さい数から並べたとき、n番目の数をanとする。
1π2×limnan3tan2(an+1an)
の値を求めなさい。


参考文献

投稿日:2024716
更新日:2024716
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YK
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どうも。なぜか日本語ができる韓国人です。 数学は楽しいという感情でやっています。よろしくお願いします。

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