どうも! ITetsuYKです。はじめまして、またはお久しぶりです。
私は韓国に住んでいる一般大学生なんですが、ゆえに韓国の共テに割と興味があるんですよね。すでに受けている身でもありますが。
てなわけで、今年の6月模試を解いてみようではないかと。思ったわけでございます。解きます。はい。
韓国の共テは1~22番の『数学Ⅰ』・『数学Ⅱ』から出題される共通問題と、23~30番の選択問題があります。文系は大体『確立と統計』の問題を、理系は大体『微積分』の問題を解きます。『幾何』という科目もありますが(日本の数B後半に相当)……。まぁほぼ選ばないです。
この文書では『幾何』から出題される問題を除く全問題を私YKが解いていきます。選択科目では『確立と統計』をPS、『微積分』をCCとナンバリングしています。解説用として書いているので、ちょっと文章が固いときがあるかも。
まぁ御託は置いておいて、早速やっていきましょう。本来「?」で終わる問題は選択式ですが、めんどくさいので全部叙述型にしてあります。
ちなみにまだ全然途中ですがモチベの関係上とりあえず一回上げておきます。
(i:愚直に代入して解く)
(ii:微分したのち代入する)
なので
であるためである。なので
4. 数学Ⅱ:関数の極限(3点)
関数のグラフが以下の図に描かれている。
4番
の値は?
〈記号〉
への関数の左側極限が、右側極限がであることをそれぞれ、と表す。
展開するより積の微分法を使ったほうがマシ。
なので
とのグラフから全ての実数に対してと分かるので、、またよりなので
7. 数学Ⅱ:導関数の応用(3点)
に対する方程式の互いに違う実数解の個数がになるようにする全ての実数の値の和は?
互い次違う実数解の個数が2ということは1個の解が重解ということ。なら一つの実数でが成立しなければならない。
なのではまたはであるとき。
(i)
(ii)
ゆえに答えは
初項を、公比をとする。なら
という連立方程式を立てることができ、(2)に(1)を代入すると
となるが、からなのでである。
これを(1)に代入するととなる。
なので
9. 数学Ⅱ:関数の連続(3点)
関数
に対し、関数が実数全体の集合で連続であるとき、定数の値は?
〈記号〉
がより等しいか大きいことをと表す。等しいか小さいことも同様、と表す。
なのでが実数全体で(特にで)連続になるようにはである必要がある。
実数に対しはとの間の距離を意味し、との間の距離、そしてとの間の距離が同じならは線分の中点なので
10. 数学Ⅰ:三角関数の応用(4点)
次の条件を満たす三角形の外接円の面積がであるとき、三角形の面積は?
(ア)
(イ)
外接円の面積がなら、その半径はとなる。
角の対応辺をそれぞれとすれば正弦法則によりが成立する。
ならなので(は区間で一対一対応であるため)となり、これの値をとする。また、の値をとする。
であるならば、以下の等式が成立する。
また、よりであるため、上記の等式を次のように書くことができる。
からとともに以下、つまり、の両方の値が以上であることは明白であるため、となり、であるため余弦法則により
となる。なので
11. 数学Ⅱ:微分係数(4点)
最高次項の係数が1でありである三次関数が
を満たす。曲線の上の点での接線の切片がであるとき、の値は?
(ただし、は定数である。)
であることはこの極限が不定形を持つことを意味するため、の値がとなると言える。なので。また、これより
であることが分かる。なので点で引いた曲線の接線は以下のような方程式で表すことができる。
ここで曲線の切片がならにを代入しても等式が成立しなければならないので
関数をとすればであり、であるためから
であることがわかる。なのでであり、
12. 数学Ⅰ:指数関数・対数関数(4点)
下の図のように曲線の上の第象限にある点を通り軸に平行である直線が曲線と交わる点をとする。点を通り軸に平行である直線が曲線と交わる点を、点を通り軸に平行である直線が曲線と交わる点をとする。であるとき、四角形の面積は?
12番
〈記号〉
線分をと表す。
便宜上、任意の点の座標、座標をそれぞれとする。公式的な記号ではないので注意。
点からまでのの変化率、の変化率をそれぞれとし、点からまでのの変化率、の変化率をそれぞれとする。なら、そしてが成立する。
の値を、の値をとする。ならとから
をとする。ならであり、を満たす実数は存在しないのでである。
となる。これの式をとして、のみを考慮するとなのではを因数として持つ。これを因数分解すると(過程は省略、組立所法を利用)なのでの解はとなる。は判別式がであるため実数解はない。
なのでである。から。
は台形であるため、の長さでの面積を求めることができる。
なので
13. 積分の応用(4点)
曲線と直線、および軸に囲まれた領域の面積を、曲線と二つの直線、で囲まれた領域の面積をとする。であるとき、定数の値は?(ただし、である。)
13番
関数をとする。また、に対する方程式の解をとする。は常に増加、は常に減少関数であるためは唯一の実数として存在する。
であるため、
と言える。
(1)がと同値であることを用いると
14. 数学Ⅰ:対数関数(4点)
次の条件を満たすすべての自然数の値の和は?
の値が正の数になるようにする自然数の個数がである。
対数関数・無理関数の定義域によるの範囲を考える。は自然数であるため、を基本前提として考える。
(1), (2), (3)をすべて満足するの範囲(4)を定めるため、と、そしての大小関係を考える。
(i)
(i-a)
この条件を満たすの範囲を計算するとなので(i)の条件を完全に含む。なのでこの条件下で(4)をすべて満たすはとなり、これが12個であるにはである必要がある。\
(i-b)
この条件を満たすの値は5だが、この場合(4)はとなるため問題の命題を満たさない。なので、この条件は考慮しない。
(i-c)
この条件を満たすの範囲はであるが、(i)の条件との共通区間がない。なので、この条件は考慮しない。
(ii)
(ii-a)
この条件を満たすの範囲はであるが、これは(ii)の条件と一致する。このとき(4)はとなるが、ならこれを満たす自然数は14個以上であるため問題の命題を満たさない。
(ii-b)
ならなのでこの条件は生まれない。
(ii-c)
この条件を満たすの範囲はであるが、これは(ii)の条件と一致する。このとき(4)はとなるが、これを満たす自然数の数が12になるにはである必要があるため、自然数。
なのでは3または6であり、これらの和は.
15. 数学Ⅱ:導関数・定積分の応用(4点)
最高次項の係数がである三次関数と定数に対し関数
が次の条件を満たす。
(ア) 関数は実数全体の集合で増加し、微分可能である。
(イ) 全ての実数に対して
であり、
である。
の最小値は?
ただし、底の条件によりなので
両辺を15で割ると
19. 数学Ⅱ:導関数・定積分の応用(3点)
時刻であるとき原点を出発し、数直線の上を動く点Pの時刻での速度が
である。出発した後点の運動方向が二番目に変わる時刻での点の位置がであるとき、正の実数の値を求めよ。
時刻での点Pの位置をとすればが成立するが、を満たす正の実数はのみであるため、2番目に運動方向が変わる時刻、つまりが二番目の極値を持つ時刻は区間では存在しないが、に対しては常に増加し、なのでは区間で存在する。(区間の表記法に関しては20番の〈記号〉を参照願う。)
の一般式を求める。は全ての実数で連続でなければいけないのでを成立させる実数に対し
である。を用いての値を求めると
となる。の式をまとめると
である。の値はからなので、、またから
20. 数学Ⅰ:三角関数(4点))
以下の二つの自然数に対して開区間で定義された関数のグラフが直線と交わる点の集合をとし、二つの直線と交わる点の集合をそれぞれとする。になるようにするの順序対に対しの最大値を、最小値をとするとき、の値を求めよ。
〈記号〉
開区間をと表し、閉区間をと表す。片方にがなくとも同様に表す。
また、区間はのように、はのように表す。の有無が切り替わっても同様。
21. 数学Ⅱ:多項関数の微分法(4点)
最高次項の係数がである四次関数と次の条件を満たす。
(ア) である実数の最大値は2である。
(イ) 集合の要素の個数が3以上になるようにする実数の最小値はである。
であるとき、の値を求めよ。
22. 数学Ⅰ:数列(4点)
数列は
であり、であるすべての自然数に対して
を満たす。になるようにするすべてのの値の積を求めよ。
である。
(i) の場合を考える。
ならなので、
(i-a) の場合は
であるため、この場合のの値はである。
このときの数列はなので条件との矛盾もない。
(i-b) の場合は
であるため、この場合のの値はである。このときの数列は
なので条件との矛盾もない。
(ii) の場合を考える。
ならなので、
(ii-a) の場合は
であるが、に注目すると
からであることがわかり、これは条件との矛盾を起こす。なのでこの場合ではとさせるの値は存在しない。
(ii-b) の場合は
なのでこの場合のの値はである。
このときの数列は
なので条件との矛盾もない。
これらの過程からの値は, , であり、これらの積である答えはである。
24. 確率と統計:確率の演算(3点)
二つの事象は互いに排反事象であり、
であるとき、の値は?
〈記号〉
事象の余事象をと表す。
26. 確率と統計:確率(3点)
文字の中で重複を許可し個を選び一列で並べて作ることのできるすべての文字列の中で任意で一つを選ぶとき、文字が一つだけ含まれるか文字が一つだけ含まれた文字列が選ばれる確率は?
27. 確率と統計:場合の数(3点)
からまでの自然数が一つずつ書いてある個の椅子が置いてある。この個の椅子を一定の間隔を置いて円形に並べるとき、両隣の椅子に書いてある数の和がにならないように並べる場合の数は?
(ただし、回転して一致するものは同じものと見なす。)
PS 27番
28. 確率と統計:条件付き確率(4点)
机に置いてある個の硬貨に対して次の試行をする。
4個の硬貨のうち、任意で一つの硬貨を選び一回裏返す。
最初に個の硬貨は表が見えるように、個の硬貨は裏が見えるように置いてある。上記の試行を回繰り返した後個の硬貨が総て同じ面が見えるように置いてあるとき、すべて表が見えるように置いてある確率は?
(図省略)
29. 確率と統計:確率(4点)
個のボールが入っている袋がある。それぞれのボールは白いボールか黒いボールの中の一つである。
この袋から任意で個のボールを同時に取り出すとき、白いボール個を取り出す確率を、白いボール1個と黒いボール個を取り出す確率を、黒いボール個を取り出す確率をとする。であるとき、の値を求めよ。(ただし、である。)
30. 確率と統計:場合の数:関数の個数(4点)
集合に対して次の条件を満たす関数の個数を求めなさい。
(ア) の全ての要素に対してである。
(イ) であるときである。
26. 微積分:数列の極限(3点)
正の数に対して曲線が二つの直線と交わる点をそれぞれとし、点で軸に下ろした垂線の足をとする。三角形の面積をとするとき、の値は?
CC 26番
27. 微積分:導関数の応用(3点)
定数と実数に対して曲線上の点での接線をとする。点を通り直線に垂直である直線が軸と交わる点を, 軸と交わる点をとする。の値がで最大であるとき、の値は?
28. 微積分:関数の連続・導関数(4点)
関数が
であるとき、実数に対しを満たすの最小値をとする。
関数がでのみ不連続であるとき、の値は?
(ただし、は定数である。)
29. 微積分:関数の連続・微分可能性(4点)
関数(は定数)と二つの正の数に対して関数
は実数全体の集合で微分可能である。
であるとき、の値を求めよ。
(ただし、は有理数であり、は無理数である。)
記号
自然対数関数、つまり底がネイピア数である対数関数をと表す。
30. 微積分:数列の極限(4点)
関数のグラフと関数のグラフが交わるすべての点の座標を小さい数から並べたとき、番目の数をとする。
の値を求めなさい。