あいさつ
んちゃ!
今回はコネクターで遊びます。
最後の結果は度肝を抜かれる事間違いなしでです!
ぜひ読んでみてください!
Notation
・係数多項式全体:
・係数有理多項式全体:
・超幾何項は断りなくと書く。
・
超幾何項
複素数列が超幾何項であるとすると下記の式が成り立つ。
が成り立つ。
ゆえにとおくと、次式が成り立つ。
これはが超幾何項なのでに関するある有理関数が存在して
が成り立つのだから、に関するある多項式が存在してが成り立つ。
それぞれの最大次数の係数を、根を重複も込めてとすると
が成り立つのでとして
を得る。
後は計算すれば所要の結論が示される。
コネクターを作成
インデックス
は自然数とする。この時下記の様な集合を考える。
このとき、の事をインデックスと言う。
ただし、便宜上とする。
矢印
インデックスに対して四つの矢印を次の様に定める
また、を自然数としをを回繰り返す事を意味するものとする。
ただし、便宜上は何もしない操作であるとする。
一応注意しておくと左から順番に矢印操作をするものとする。
複素矢印操作(the function name is called 'complex arrow operation' only at this article)
頭部抽出関数(the function name is called 'get head element function' only at this article)
最後尾抽出関数(the function name is called 'get last element function' only at this article)
トカゲのしっぼの断面関数 (the function name is called 'Lizard tail cross section function' only at this article)
実験
[1]差分を求める。
適当にを適当に定める事で分子がの多項式で表せたとすると適当なを定める事で以下の式を得る事が出来る。
符号に注意
[2]であるとすると、である事に
以下実験の条件を想定して計算を進めていく。
また、として話を進める。
具体的な計算
実験
[0]
[1]
[2]
[3]
[4]輸送関係式に代入計算
[5]結論
もう少し一般化したものを載せておく。
どうしてこの様な計算が許されているかについては、となる事から分かる。
というか、そうなる様に決めたから当たり前。
appendix
Cauchy-Hadamardの定理
数列から定まる級数の収束半径は次の様に与えられる。
とおくすると
の極限が存在するとするとが成り立つので
を得る。ゆえにを満たすならばとして
なる不等式が成り立つ。
この不等式から直ちに所要の不等式をが満たすなら絶対収束する事が分かる。
ダランベールの判定法
Cauchy-Hadamardの定理の証明において、上極限が極限と一致した場合の収束半径は下記の様に与えられる。
Cauchy-Hadamardの定理の証明において出てきた記号を踏襲する。
極限の定義より、が成り立つので
ゆえに挟み撃ちの原理より証明完了。