関数
で与えられる. 関数
とMaclaurin展開されているとき, 項別に積分できるならそれは
と表される. その類似として,
と定義すれば, 上のように展開される関数
と表される. 今回は
を
とする. このとき,
を満たす.
としてそれが満たす
である. ここで,
と書き換えらえるので,
が得られる. ここで, 第1項と第2項の分子は
と定義すると,
を満たす. ここで, 右辺は
上の方程式を用いて
と変形して両辺に
を掛けると,
を得る. これを
これを
を得る. まとめると以下のようになる.
として, 多項式
によって定義すると,
が成り立つ.
として,
と
と求められる. 特別な場合として
と置く. 定数
であるから,
であったことを用いると,
を得る. よって, これらを用いて,
を得る. ここで,
であることを用いると,
と簡潔に表される. これはHodgkinsonによって示された等式の
とするとき,
が成り立つ. ここで,
によって与えられる
が成り立つ. 加えて
が成り立つ.
最後の等式
においては, 現れる定数がすべて