算数オリンピックの問題に挑戦している時、すぐに解法が閃いてパッと解けるわけではない。
むしろ、その逆。二等辺三角形、正三角形、正方形など思いつく限りの図形を思い浮かべて、補助線を引きまくってはこれは解法につながらないようだ、の繰り返し。一問に数時間、時には数日をかけることもある。食事を忘れて考えるのに夢中になることもある。これは気を付けたい。
私が、割り算が分からなかった高校生辺りの頃から算数をやり直し、現在算数オリンピックの問題と格闘できるようになったのは何故か。
わからない部分や、納得がいかない部分について、納得がいくまで考え続けたからじゃないかなと思ってる。また、細かいことが気になりやすい性格も関係してるかもしれない。
例えば、掛け算ってどうして順番を入れ替えても同じ結果になるんだろう、と考えたことがある。
ここで、テーブルの上に複数のコインタワーを並べる様子を思い浮かべる。
4×5=20であれば、まず4枚のコインがテーブルの上に一直線に並んでいるのを思い浮かべる。その4枚のコインそれぞれが、5枚のコインとなるようにコインを重ねていく。すると、「5枚のコインが重なった、4組のコインタワー」が完成する。この時のコインの総数は20枚。
では、5×4=20ならどうか。コインを使うという状況は同じだが、先ほどとは少し違う様子を考えてみる。
テーブルの上に5枚のコインが重なった、1組のコインタワーがある。この5枚重ねのコインタワーが、4組に増える場面を想像する。すると、「5枚のコインが重なった、4組のコインタワー」がここでも完成する。コインの総数は、やはり20枚。
結局のところ、4枚のコインを用意してそのそれぞれが5枚となるようにコインを重ねるか、5枚重ねのコインタワーを用意してそれが4組になるように増やすのか、というコインの並べ方や増やし方の順序の違いにすぎないと私は結論付けた。
このように、自分でイメージしてみて、納得がいくまでどうしてそうなるのかを考えてみる。この時間の積み重ねが、算数オリンピックなどの問題に挑戦できる脳に鍛え上げてくれるんじゃないかなと思う。もちろん、ご飯をしっかり食べたり、規則正しい睡眠をとったり、疲れたら休憩するなどと、自己ケアや無理をしないことも大事だけど。
そんな、一人の人間の独り言でした。おやすみなさい。