問題
半径の円に内接する正角形の対角線の長さの総積をとする。次の極限値を求めよ。また、必要であればを証明なしに用いても良い。
解答
複素数平面上の原点中心半径の円に内接する正角形を考える。このとき正角形の頂点に対応するを複素数を反時計回りにとし、とすれば
と表すことができる。
またド・モアブルの定理より
=1
となり、はの異なる個の解であることがわかる。
因数分解と因数定理より、
特にであるので
であることがわかる。
ここで
とした時のの総積について考える。
であるので、
となる。また、なので
複素数の絶対値の掛け算はまとめられるので
絶対値の中はの左辺のにを代入し、倍したものと同じであるので右辺のにを代入して倍したものに置き換えることができるのて
よって
である。
また、
であることからは正角形の辺と対角線の長さの総積の乗であることがわかる。これよりを辺の長さの総積の乗で割ることでを求めることができることがわかったので辺の長さの総積の乗を求める。
ここでを原点としてからへ垂直に直線を引いた時の交点をとする。
はであることから二等辺三角形である。よってであり、であるので
これより正角形の辺の長さは
となる。
よっては
となり、
より
となる。
今回求めるべき極限値は
ここでにおいてであるから
となり、
よって今回求めるべき極限値はである。